腰曲げ休憩

腰曲げ休憩

脊柱管狭窄症の特徴的な症状として、「間欠性跛行」があります。
間欠性跛行とは、ある程度の距離を歩くのに休み休みでないと歩けなくなる症状をいいます。
高齢者が、歩いている途中でシルバーカーや、ベンチなどにしゃがんで休憩をとっている姿を良く見かけると思いますが、おそらくは間欠性跛行の影響で休憩をとっているものと思われ、この事を「腰曲げ休憩」と呼ぶようになりました。

脊柱管狭窄症は、前かがみの体勢になると腰椎の前弯が減って脊柱管が広がり圧迫が緩くなるため症状が楽になるという特徴を持っています。

腰を曲げて休憩を取ることや、前かがみになって歩くことで痛みが緩和されるので長い距離を歩くことができるのです。
そのため、間欠性跛行の症状がきつい人は、長い距離を歩くのに、わざと前かがみになって歩く傾向があります。
痛みがきつい場合には、我慢して歩いてはいけません。

確かに、こうした腰曲げ休憩においては症状がやわらぐことになりますが、根本的な脊柱管狭窄症の解決にはなりません。
あくまでも症状が緩和されるという程度です。

腰曲げ休憩の時間や回数から、脊柱管狭窄症の進行の度合を判断することもできます。
これは色々な見解がありますが、100mの距離を歩くのに、腰を曲げて休憩をしなくては歩けない場合、どの病院でも手術を勧められることが多くなります。

筋トレやストレッチなど筋力をつける事、また、温熱療法や入浴などで体全体の血流を良くし、老廃物を運び去り、新鮮な血液が栄養や酸素を運んで筋肉を健全な状態にしておくことなどで脊柱管の狭窄を軽減する事が出来、腰曲げ休憩の時間の短縮や、回数の軽減にも効果的です。