腰部脊柱管狭窄症の痛み軽減策

腰部脊柱管狭窄症の痛み軽減策

脊柱管狭窄症の痛みを軽減する方法としてストレッチ運動が効果的であるといわれているのですが、自己流で安易に行うと腰椎に異常な負荷がかかることがあり、かえって脊柱管狭窄症の症状が悪化することもあります。

痛みが強い時には安静が基本ですが、軽い痛みの場合は適切な体操やストレッチを行うと、脊椎周辺の筋肉や靱帯をほぐすことができ、痛みを緩和する効果が期待できます。

また、弱っている筋肉や腱を強化し、関節の可動域を拡大するなど、全身のバランスを整えることを目的としています。

しかし、ストレッチを初めて行った方のほとんどは「ストレッチ運動で脊柱管狭窄症が
悪化した、痛みが増した」などと訴える方がいらっしゃることも事実で、これは当然の結果なのです。

何故なら、痛みの原因となっていて、それまで動かさないでいた部分を動かすので多少の痛みを伴うことはあるのです。

間違った方法でない限り、痛いからといってそこで止めてしまっては何も変わらず今までの状態が続くだけです。
多少痛くても、我慢して続けているうちに筋肉や腱が強化され、全身のバランスが整ってくると徐々に痛みがなくなってきます。

具体的な方法で一番簡単なのは前屈運動で、上半身を前に倒す事で狭くなった坐骨神経の出口が、ミクロの単位で広がることになり、脊柱管狭窄症の症状が驚くほど楽になるというものです。

つらい「脊柱管狭窄症」の痛みを完治することはなかなか困難なことですが、現在の痛みを軽減することは難しいものではありません。

最初から無理をしないで少しずつ実践していく事が重要です。

【椅子に座ってストレッチ】

椅子に半分くらい腰掛け、片膝を胸まで持って行き、その後に戻します。
これを片足ごとに5回繰り返します。
これは股関節の筋肉を和らげて、腰椎への負担を減らすことを目的としています。

【ひれ伏し体操】

床に正座をして座り、背筋を伸ばしそのまま上体を前に倒し両腕を前に伸ばします。床までついたら元に戻ります。
肩の力を抜いて、10回ほど行って下さい。

どの運動も、ちょっと痛いけど気持ちいいくらいにとどめて下さい。

これらの体操とストレッチを試みてみて、痛みやしびれ、苦痛を感じる場合は直ちに中止し、かかりつけの医師や理学療法士のアドバイスを得て下さい。