サプリメントは補助的な役割り

サプリメントは補助的な役割り

脊柱管狭窄症は、多くの場合は老化現象が原因で、脊髄神経が走っている脊柱管が狭くなって起こる疾患です。

脊柱管狭窄症の治療には栄養補給は欠かせない事は云うまでもありませんが、では栄養補給にサプリメントの利用は有効なのでしょうか。

サプリメントは近年テレビなどのCMで効果が宣伝されていますが、効果を実証する医学的な研究もまだ不十分である事は確かです。

サプリメントのみで脊柱管狭窄症を完治させることは不可能でしょうが、あくまでも脊柱管狭窄症の治療とは別に、今以上の症状の悪化を防ぐためにサプリメントを補給し続けることは大切であると考える方がいいでしょう。

脊柱管狭窄症は、背骨を構成する椎骨や椎間板、靭帯、また筋肉などの老化が原因で起こることが多く、骨形成に欠かせないビタミンDや、関節軟骨・結合組織の構成成分であるコンドロイチンやコラーゲン、筋肉をつくるプロテインなどを定期的に摂取する事は効果的であるといえるでしょう。

また、疲労物質を分解するビタミンB1や、血行を改善するビタミンE、末梢神経の傷を回復させる効果のあるビタミンB12、筋肉の弛緩作用があるマグネシウムなども効果があるといえます。

ただ、サプリメントで栄養補給をしているから治療をしていると考えるのは間違いで、サプリメントはあくまでも補助的な役割りであると考える必要があります。

サプリメントを補給したら、それらを栄養として効果的に取り込むためにも、全身運動を行うことも大事で、日々のリハビリを欠かすことはできません。

できるだけ腰椎部に負担をかけない方法でのリハビリが必要です。
医師や、理学療法士と相談してメニューを決定することが望ましい事ですが、ウオーキングなどは、病院へ通う必要なくできるとても効果的な運動です。

水中エクササイズも、ほどよい筋肉の鍛錬を続けることができるので、可能な方は是非取り入れていただきたい運動療法です。

サプリメントのような新しい物での治療は魅力的に感じるものですが、慎重に見極めないと「まったく効果がなかった」ということもありますし、逆に「副作用がでた」ということもあります。

自然な食事で必要な栄養素を補給出来ることが一番良いと思いますので、三度の食事をきちんと摂りながら運動療法も継続して行い、脊柱管狭窄症の悪化を防止しましょう。