脊柱管狭窄症の手術は必要か

脊柱管狭窄症の手術は必要か

脊柱管狭窄症は、重症化すると手術が必要な場合があります。
しかし、手術で100%完治するとは限らず、再発の可能性も充分に考えられる疾患です。
それ故に、なるべくなら手術することなく治療を続けたいものです。

脊柱管狭窄症は、脊髄神経(腰椎のあたりからは馬尾神経となる)が走っている脊柱管が何らかの理由で狭くなり、神経を圧迫する為に痛みが出現するものです。

圧迫により神経への血流が悪くなってしまうと、酸素や栄養が不足してしまうことから障害された神経の働きが悪くなります。

この状態が長期化すると重篤な状態に陥るため、絶対に避けなくてはなりません。
脊柱管狭窄症が50代からの中高年に多いのは、身体の老化の進行と同時に長年の食生活に原因があったり、悪い生活習慣などの積み重ねによって、体に不具合を生じることが多いのです。

もちろん、30代でも食生活や生活習慣が乱れていると、脊柱管狭窄症と診断されることもあります。

神経が集まる空間が狭くなっていることが原因であれば、手術によって原因を取り除くことを考える方も多いと思います。

しかし、脊柱管狭窄症の軽い症状だと、物理療法や薬物処方、神経ブロックなどで痛みが緩和できます。

薬物による血流の改善、コルセット装着による患部の保護などで痛みはかなり改善されます。
しかし、それまでの生活習慣を更に続けていれば再発は必至ですから、患者自身の意識改革も同時に必要となります。

バランスの良い食事、規則正しい生活、適度な運動などは、脊柱管狭窄症の重症化を防ぐ重要な要素となります。

一方、脊柱管狭窄症を悪化させてしまうと、さらなる筋力低下を招き歩くことも困難になり、排尿・排便に異常が出てくるようになります。
そのような状態はもはや脊柱管狭窄症のひどいレベルで、普通の日常生活は困難となり、手術が検討される状態です。

脊柱管狭窄症は、治療に時間のかかるケースが多く仕事にも支障をきたす恐れがありますので、早めの治療が肝心です。