腰部脊柱管狭窄症と腹式呼吸

腰部脊柱管狭窄症と腹式呼吸

腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管が何らかの原因で狭くなり神経を圧迫するようになり、腰や足、坐骨部分に痛みや痺れなどの症状が現れます。

高齢者に多い疾患であり、ついつい体を動かすことをやめてしまいがちになります。
しかしこれは逆効果です。

痛みが激しい時には安静にする必要がありますが、痛みが軽減された時にはできる範囲で運動をする事が大切です。

脊椎管狭窄症に効果のある体操とはどのようなものでしょうか。
インナーマッスルである腹横筋と多裂筋は脊柱を安定させるために重要な筋肉です。この筋をうまく収縮することができないと腰に負担がかかります。

腹横筋が衰えたことで腰のバランスを崩してしまった場合、「腹式呼吸」をすることで横隔膜を刺激して衰えた腹横筋をよみがえらせることができます。

口から息をゆっくり吐きながら、お腹を大きくへこませます。次に、鼻から息をゆっくり吸いながら、お腹を大きく膨らませます。
この場合、息を吸う時よりも吐くほうをゆっくり長くすることが肝心です。

また、「腹式呼吸スクワット」がおすすめです。

① 足を肩幅よりやや大き目に開き、両手をお尻に当ててお尻をキュッと締めて立つ。
 ② 鼻から息をゆっくり吸い、お腹を大きくふくらませながら腰を深く落す。
 ③ 口から息をゆっくり吐きながらしっかりとお腹を凹ませて腰を上げていく。(②より長い時間かける)

無理の無い状態で、自分のできる範囲で行うことが大事です。
この腹式呼吸スクワットは、1回につき3分間、朝、昼、晩と1日3回行うのがよいとされていますが、腰痛がひどい時には無理しないようにしましょう。

担当医と相談して行うのがベストです。