腰部脊柱管狭窄症の治療薬「血管拡張剤」

腰部脊柱管狭窄症の治療薬「血管拡張剤」

腰部脊柱管狭窄症の治療方法として、薬物療法があり、医師は鎮痛剤や血管拡張剤を投与します。
中でも血管拡張剤は副作用が比較的少なく、より効果的であるといわれています。

血管拡張剤はずばり、血管を拡張して血流を増加させ、かつ血液をサラサラにしてくれる薬です。

腰部脊柱管狭窄症では、神経が圧迫を受けて血液の循環が悪くなっていますので、血管拡張を行う薬物を使用することで血流を促進させ、足の痛みやしびれを和らげ、歩行能力の改善を期待します。

血管拡張薬には「オバルモン」という薬がよく使われています。
個人差はありますが、服用して6週間程で、約5~6割の患者さんに何らかの症状改善がみられるそうです。

しかし、やはり薬ですから血管拡張薬にも少ないとは言われていますが、副作用があり、オバルモンも例外ではありません。

吐き気、発疹、頭痛、下痢、貧血、頭重感、眠気、ほてり、腹痛、食欲不振、嘔吐、吐き気、舌の痺れなどの副作用があります。

まれに、肝機能障害や黄疸の副作用が現れる場合もあります。
全身の倦怠感や食欲不振、皮膚が黄色くなるなどの症状が見られた場合は、服用を直ちに止めて主治医に相談する必要があります。

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方、妊娠または授乳中で他に薬を使っている方などは、医師に事前に申告しておかなければなりません。

また、塞性動脈硬化症の治療によく用いられる「プロサイリン」という薬も、腰部脊柱管狭窄症に対して有効に作用します。
しかし、この薬は健康保険の適用外となります。

この他にも「ドルナー」「プレタール」という薬剤が、腰部脊柱管狭窄症に有効に働くとされています。

いずれにしても、薬物は医師の指示通りに服用しなければなりません。