脊柱管狭窄症の場合の処置

脊柱管狭窄症の場合の処置

脊柱管狭窄症は、多くの場合、骨や靭帯が変性して、脊髄神経が走っている脊柱管を狭窄することで痛みなどを発症する疾患です。
その為、高齢者で割合としては男性に多くみられます。

脊柱管狭窄症の症状(腰痛や下肢痛・痺れ)は、背中を後屈することによって出やすくなり、逆に体を前屈することで和らげられます。
これは、脊椎の構造から前傾姿勢をとることで、脊柱管が広げられるからです。

症状が軽い場合には、身体が前傾の姿勢になりやすいように、歩くときに例えば杖やカートのような歩行補助器具を使ったり、移動に自転車を使ったりすることが推奨されます。

就寝時の体勢は、まず仰向けに寝る場合、そのまま平らな布団やベッドに入ると背筋が反ってしまいますので、膝の下側にバスタオルやクッションなどを入れることをお勧めします。

仰向けで膝を曲げていると、背骨の構造から腰の反りが小さくなり、これは全ての人に共通したことです
よくストレス解消法として腰の下にタオルを入れる方がいますが、腰部脊柱管狭窄症の方は絶対にしてはいけない事です。

また、横向きに寝ると前屈しやすくなりますので、タオルを敷いたまま横向きに寝入るのも良いことです。

腰部脊柱管狭窄症の場合、腰を捻るのも良くありませんが、疲れが溜まっている時などは、寝ている間に自然に腰を捻ってしまう場合もあると思います。
仕方がない事なのですが、意識していれば避けられることも多いと思います。

その他、腰部脊柱管狭窄症の場合には、長い時間同じ姿勢のままだったり、腰をひねったり思いものを持ち上げたりする動作には注意が必要です。

また、痛いからといって何もしないでじっとしているばかりでは、筋力の低下を招き、さらに状態が悪化してしまいます。
医者や専門家の指導に従って、体を動かしたり運動をしたりすることをお薦めします。