脊柱管狭窄症、術後の再発原因と対策

脊柱管狭窄症、術後の再発原因と対策

脊柱管狭窄症は、加齢による骨や椎間板、靭帯などの変性が原因であることが多く、長年通院しても症状はなかなか良くならないのが現実のようです。

思い切って手術による治療を選択したとしても、痺れ感などの症状はあまり改善されず、他の部位までが痛くなるという方もいらっしゃるようです。

その理由は何なのでしょうか・・・
脊椎を構成する椎骨と椎骨の間には椎間板が存在します。
脊柱管狭窄の原因の多くは、加齢による椎間板の変性や、椎骨や椎間板のつながりを強固にするための靭帯が骨化して脊柱管を狭くし、脊柱管内の神経を圧迫する事だと考えられます。

手術では神経を圧迫している椎間板のヘルニア部分や骨化した靭帯を取り除くというものです。
狭窄している原因物質を取り除くのですから、痛みはその時は緩和されます。

しかし、ヘルニアを取り除いた椎間板は厚みも薄くなった状態で正常ではありませんので、かかる負荷は大きく他の部位にまで影響を及ぼしてくるようになります。

加齢による変性が原因である以上、一つ原因を取り去っても次に新しい原因ができるわけで、その為に手術をしてもまた再発するという事態になってしまうのです。

脊柱管狭窄症の治療として、病院で一般的に行なわれる方法は保存療法で、薬による痛みの除去、コルセットによる痛みの緩和、理学療法といわれる牽引などですが、これらはいわばその場しのぎの治療といっても過言ではないと思います。

加齢は止められませんが進行は抑制できるはずです。
椎間板の軟骨成分であるコラーゲンやカルシュウムを充分に摂取し、また靭帯などの組織に栄養分を補給するために血流を良くするなどの努力をすることが大切なのです。

血流の改善に、ゆっくりとした入浴や、ウォーキングなどの運動があげられます。
これは高齢者の方にもできるはずです。

また、腰椎を支える筋肉群の強化をすることで、腰椎にかかる負担を軽減し変性を予防することもできます。

ストレッチ運動は、筋肉や腱を強化し可動域を拡大することで全身のバランスを整えることを目的として行います。

しかし、高齢者には無理な運動もあり、また間違った方法ではかえって悪影響となりますので、注意が必要です。

改善の方法については専門家と相談して、無理の無い範囲で行わなければなりません。