腰部脊柱管狭窄症、理学療法の評価

腰部脊柱管狭窄症、理学療法の評価

腰部脊柱管狭窄症の検査においては、患部の状況や症状の進行状態などを評価していき、治療方法やリハビリのメニューなどを決定していきます。
この評価という作業は、レントゲンでのチェックや問診と同様に欠かせないものです。

腰部脊柱管狭窄症の症状には、障害を受ける神経の場所によって、馬尾症状や神経根症状などの種類があり、症状の度合いも色々な状態があります。

症状がどの程度のものか段階的に検査→評価をし、その人に合った、治療方法や理学療法、リハビリメニューを決定していきます。

この理学療法の評価については、下記のように主な項目が事前に揃えられています。

① 痛み、シビレ
② 下肢筋力
③ 知覚
④ 体幹、下肢の柔軟性・・・筋肉の衰え具合がわかる
⑤ 体幹筋力(表在筋、深部筋)・・・間欠性跛行の進行具合を評価できる
※筋収縮を触診や自動運動などで評価を行いますが、それでも評価しづらい場合には表面筋電計を用いることもあります。
⑥ 姿勢、動作・・・段階的な症状の決定が可能
⑦ 間欠性跛行

腰部脊柱管狭窄症には椎間板ヘルニアなどとの合併症があり、一般的に多く見られる症状の他にも、患者さんごとに特有の症状というものも多くありますので、この理学的な評価の段階はとても大事になってきます。

また理学士には、変化があった場合には適時報告するように義務付けられている項目も出てくることがあります。

多くの項目のチェック内容を把握した上で、その中に矛盾点はないか、など再度正確にチェックされることになります。

レントゲン撮影からリハビリチェックまで、理学療法の評価以外にも、病態の検査は幅広く定期的に実施されます。

患者の側も、自覚症状は正確に把握し、医師側に小さなことでも全て申告するように習慣付けることも必要です。

腰部脊柱管狭窄症は辛抱強く治療を行わないと、改善する可能性が極めて低い症状ですが、それだけに改善するためには様々な努力が必要となってきます。

そして、何よりも重要なのが早期治療なのです。