痛みの本当の理由は・・

痛みの本当の理由は・・

脊椎管狭窄症の原因で、一般的にいわれているものとして、先天性や発育過程における狭窄があります。しかしこれは非常にまれなケースといえます。

また、後天性の狭窄がありますが、この後天性が圧倒的に多いのです。
これは加齢による骨や椎間板の変性、腰椎分離から発展した分離辷り症などが原因となっているといわれています。

さらに、混合症といって、先天性、発育性、変性、ヘルニアが組み合わさった狭窄の場合もあります。

その他、医原性の脊椎管狭窄症は、脊椎の手術後に見られるものです。外傷性や、その他の骨格病変も、よく一般的に言われる脊椎管狭窄症の原因といわれています。

勿論脊柱管が狭窄される原因は上記のようなである事は確かなのですが、痛みの原因が必ずしも狭窄によるものでないといえるのです。

レントゲンなどの検査結果では、骨や関節、管などが変形しているにもかかわらず、痛みが出ない人もいるのです。

つまり、痛みが出ている人と同じように骨や関節、管などに変形があるからといって、必ずしも全員が痛みを感じるわけではないということなのです。

病院での診断は
1. 腰痛などの自覚症状がある
2. レントゲン・MRI等の検査で、脊柱管の狭窄が見つかった

という、この2つの条件を満たしていれば、脊柱管狭窄症と判断されるのですが、「脊柱管の狭窄が見つかった場合であっても、腰痛などの自覚症状がなければ、それは脊柱管狭窄症ではない」ということになるのです。

狭窄があっても痛まないケースがあるのなら、「脊柱管の狭窄が、痛みの直接の原因とはいえない」という結論になるのです。

実際には、痛みやしびれといった症状は、必ずしも脊柱管の狭窄によってもたらされるものではないということになります。

では、脊柱管狭窄症の痛み 本当の原因とは何?

脊柱管狭窄症の原因の一つに、血流障害があります。
痛みの原因は、血流障害が起きて筋肉に新鮮な血液や栄養分がいかなくなり、筋肉が硬直するからです。
基本的に、筋肉が柔らかく、健全な状態を保っていれば、このような痛みは出ないのです。

現代社会では、高血圧や高脂血症、喫煙など様々な原因で血管が蝕まれ血行障害の状態に陥る事が多いと云われています。
冷え性や肩コリ、頭痛、慢性的な疲労等も血行障害による症状の一つです。

血行障害を予防・改善のためには、日頃の生活態度を省みて、摂生を保ち栄養や睡眠をきっちりととれる生活をすることが重要です。

また、筋肉の機能不全も痛みと関係が深いので、筋肉を鍛えることも重要になります。