整体治療は有効か・・

整体治療は有効か・・

腰部脊椎管狭窄症とは、脊椎骨の変形により、腰部での神経の通り道である脊柱管が狭くなり、脊柱管の中を通る神経を圧迫することによって、腰痛、下肢の痛みや痺れなどが起こる疾患です。

高齢者に多く、腰痛が目立つようになりレントゲン検査を受けたところ、脊柱管狭窄症と診断されることが多く、殆どの方は保存療法で改善を図ります。

病院(整形外科)での脊柱管狭窄症に対する治療を続けても、症状が改善されない場合、手術を避ける手段として整体治療を試みる方も多いと思います。

果たして脊椎管狭窄症の治療に整体は効果があるのでしょうか・・
結論は「ある程度の効果は期待できる」という事です。

脊椎管狭窄症とは、上記で述べたように骨の変形によって神経の通り道が狭くなる事で症状がでます。
整体はどんなに頑張っても変形してしまった骨を元通りにすることは出来ません。

脊椎管狭窄症患者の痛みの原因には、骨の変形だけではなく、骨盤傾斜の変化も関わっています。
骨盤が歪むことによって骨の変形なども起こってきますので、本当の原因は「骨盤の歪み」と言ってもいいでしょう。

骨盤を横から見た場合正常な位置にある時の傾斜で60度と言われており、骨盤がこの傾斜で保たれていれば、背骨が程よい湾曲を作る事が出来、腰にかかる負担が軽減されているのです。

つまり、この骨盤傾斜を正しい位置に戻す事で不必要な負荷が軽減され、症状が緩和されるということになります。

整体では主に、骨盤を整え、坐骨の調整も行います。
身体自体が正しい位置に戻るように手助けをするような、脊柱管狭窄症に適した治療をするところがあれば、初心者には望ましいでしょう。

また初めて整体院を訪れた場合には、長年蓄積した筋肉の疲労などを取り除くことから始めるようです。

この場合でも筋肉を揉むなどの痛みを伴う圧力療法ではなく、自律神経に対して働きかけるような、回復力を手助けする療法を用いるところが多いようです。

とてもやわらかい治療で、通院を重ねなければ効果は期待できないというイメージがあります。
もちろん一回で治るということはありませんが、実際一回でかなり効果を感じることが出来たという方も多いようです。
筋肉をほぐした効果で一時的に脊柱管狭窄症の痛みが消えたという場合も多いようです。

しかし、整体は間違った使い方や、他の療法との間違った併用をすることで脊柱管狭窄症の症状を悪化させてしまうケースもあります。

整体を受けるときは必ず、自分の脊柱管狭窄症の状態を担当してくれる方に伝え、自分の症状でも改善出来る見込みがあるのかを確認することがとても大切です。

また、そこの整体院で実際に治療を受けている人からの意見を聞く事も大切です。
脊柱管狭窄症は一つ間違えると、整体で症状が悪化してしまうケースが多くありますので自分の症状に適した治療が出来るのかを確認してから、整体を受けるようにしてください。