脊椎管狭窄症に有効なのは運動療法

脊椎管狭窄症に有効なのは運動療法

脊椎管狭窄症は、高齢者に多く発症する疾患で、軽視していると最悪の場合歩けなくなり、車椅子の生活になりかねません。

脊椎管狭窄症に対しての治療もまずは保存療法で対処されます。
コルセットに代表される装具療法は、痛みがある場合に腰を支えるために有効です。
また、理学療法、ホットパック療法、マイクロウェーブ療法、超音波療法などは、一時的な安らぎを得る為には有効です。

しかし、これらは悪く言えばその場しのぎのものであり、根本的な治療といえるものではありません。

そして、ブロック注射は、治療というよりも単なる痛み止めに過ぎず、激しい痛みの時に効果的ですが、ずっと続けていると身体を蝕んでしまいます。

腰部脊柱管は体を支え、動きを制御する上で欠かせない部位である脊柱に位置していて、かなり動きがある部位です。
痛みがあると動くことが少なくなってしまい、そのことで筋肉や腱が徐々に衰えてきます。

筋肉や腱が衰えますと、骨と腰部を十分にサポートすることが出来なくなり、腰部脊柱管狭窄症の症状を悪化してしまう可能性が高くなってきます。

このことから、腰部脊柱管狭窄症になっても痛みが無い場合にはなるべく運動をして筋肉や腱を鍛え、ほぐすことが必要となるのです。

運動療法は本格的でなくてもかまいません。
保存療法を取り入れながら、毎日継続して、ラジオ体操やストレッチを10~15分ほど行う事で徐々に痛みが緩和されてくるようになります。
無理に運動をしては逆効果ですが、できる範囲で継続することがポイントです。

効果的に運動療法を行う事がポイントで、例えば自宅の椅子に腰を掛ながらでも様々なストレッチなどが可能です。また椅子を使用して腹筋を鍛えることもできます。

特に腹筋強化は、腰部脊柱管狭窄症の治療において欠かせない要素ですので、出来る範囲で歩くようにし、その合間に腹筋を鍛えることでもかなり効果があります。

僅かな距離は車を使わないで歩くか自転車で移動するなど、心がけ次第で運動は出来ます。
自分で腰部に負担がかからないようにしながら、よりよい方法を発見することも可能でしょう。

勿論、急性期の痛みがある場合には運動はせず安静にすることが重要です。
また、体操やストレッチをしてみて、痛みやしびれを感じるという場合は直ちに中止して、痛みが引くまでは安静にしていなければなりません。