中高年に多い腰部脊柱管狭窄症

中高年に多い腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管が何らかの原因で狭くなることで、脊柱管の中を走っている神経が圧迫され坐骨神経通を発症する病気です。

一般的に中高年に発症する坐骨神経痛の原因は腰部脊柱管狭窄症であることが多いのです。

腰部脊柱管狭窄症の原因は、先天的に脊柱管が狭い場合や、体質的に脊柱管が充分な広さを持たないで成長してしまった発育性のもの、怪我や手術の後遺症などによる後天的なものなどもありますが、老化が原因となっていることが多いのです。

腰部脊柱管狭窄症は女性よりも男性に多くみられ、また骨格がしっかりしている人ほどなりやすい傾向があります。
糖尿病や動脈硬化症などの生活習慣病を持っている人は、腰部脊柱管狭窄症になった場合症状が重いという傾向にあります。

腰部脊柱管狭窄症の原因となる老化の部位は色々ですが、主に椎間板、椎間関節、靭帯が老化することで腰部脊柱管狭窄症を起こしやすくなります。

椎間板は老化により水分が減り弾力性を失い、椎体どうしのクッションの役割を果たせなくなり、結果的に脊柱管を圧迫しやすくなります。

椎間関節は老化により軟骨部分が磨耗したり、周囲に他の余分な骨を形成したりなどで脊柱管を圧迫しやすくなります。

靭帯も老化することで弾力が無くなり、関節をカバーしきれなくなり、脊柱管を圧迫しやすい状態になります。

このように老化が原因で坐骨神経痛を起こしてしまうのですが、老化は仕方がない事で、防ぎようはありません。
できることは可能なかぎり老化の進行を遅らせることです。

規則正しい生活を心がけ、カルシュウムを積極的に摂取するなど、栄養のバランスを考えた食事に気を配り、ストレッチなどで筋肉を健全に保ちましょう。

また、高齢者はストレッチがきついようであれば、散歩程度の運動でも筋肉の老化を防ぐ効果は十分にあります。