脊柱管狭窄症、日常の注意点

脊柱管狭窄症、日常の注意点

脊柱管狭窄症では加齢によって悪化していく症状を、適度な運動をすることによって抑えることもできます。

治療の基本は安静ですが、安静にしすぎると腰や足の筋力が衰えて、症状がさらに悪化することもあります。
普段の生活でできる適度な運動がリハビリとなり、症状悪化を抑えることができますので、症状が軽い方は、かかりつけの医師に相談の上、軽い運動を日常に取り込みましょう。
例えば、患部を痛めずに筋力を高める効果のあるストレッチを行う事で、症状改善を目指します。

移動には自転車を活用し、歩行の際に身体に負担をかけることを避けるようにしましょう。
自転車は、前かがみで運転できるので、痛みを和らげながら筋力をアップさせることができます。

脊柱管狭窄症は運動不足による筋力の低下も原因の一つだと言われていますので、日々の生活を見直し、改善していくことで、症状の悪化を抑えるようにしましょう。

腰部脊柱管狭窄症の悪化を防ぐには、日常の姿勢や動作にも注意が必要となります。
基本的には神経を圧迫する姿勢を避けることが大事で、例えば

・腰を反らせない、捻らない。
・仰向けで寝る時は膝の下にタオルなどを置く。
・家事をする時は、なるべく椅子に座って行う。
・重い物を持たない。
・歩行するときには、杖やカートなどを使う。
・長時間同じ姿勢をしないようにする。
・体重管理をし、肥満にならないよう気をつける。

などです。

特に背を反らすと脊柱管への圧迫が強くなって、痛みやしびれが酷くなり、間欠跛行が起こりやすくなります。

どうしても家事など立ち仕事をしなければならない時は、片足を踏み台の上にのせると、腰の神経の圧迫が軽減されます。

また、身体を冷やさないようにすることが重要です。
白砂糖やカフェインのとりすぎ、喫煙は血流を悪化させますので避けた方がいいでしょう。

腰を少し前かがみの状態に保つ、フレクションブレースというコルセットの装着も有効ですが、コルセットをずっとしていると筋力が弱くなってしまいますので、時々は外さなければなりません。
ストレッチなどで筋力を鍛える事も忘れてはいけません。