脊柱管狭窄症の予防は可能か

脊柱管狭窄症の予防は可能か

脊柱管狭窄症は老化などによっても発症することが多いといわれていますが、予防は可能なのでしょうか。

腰椎分離すべり症から進行して脊柱管狭窄症になる事も多いようですから、分離すべり症の原因となっている腰椎の疲労骨折を未然に防ぐか、早期の治療をして腰椎が滑り出すことを防ぐ必要があります。

とくに成長期に激しいスポーツをしていると腰椎は疲労骨折を起こしやすくなるために、そのようなスポーツ経験者は要注意で、できればX線検査を受けてみることをお勧めします。

また、日頃から何となく腰がだるいとか、時々だけど腰痛に悩むという方も特に注意して予防する(早めにX線検査を受けてみる)べきでしょう。

長距離のドライバーや、長時間のデスクワーク、また同じ姿勢でする仕事を毎日続けている方、腰を過度に使う仕事に従事している方、体を反るようにして仕事をしなければならない方などは、仕事の合間にストレッチやラジオ体操などをする努力をしましょう。

筋肉は硬直してしまうと弱くなってしまい、そのせいで骨に負担をかけてしまうことになります。
筋肉をリラックスさせ、骨にとって大事な栄養素をしっかり摂取することも予防のひとつです。

骨の栄養分として大切なカルシウムの吸収を助けるビタミンDなどは毎日意識して摂取したいものです。
これらの栄養分は自然食から摂取できれば、より効果的に体に吸収されベストなのですが、無理であればサプリメントを用いるのも一つの方法です。

また、筋肉を鍛えることは脊柱管狭窄症にとって、とても重要な予防になります。
毎日欠かさずに短時間でもいいですから体操をして適度な負担を筋肉にかけ、汗をかいて新陳代謝を高めることが必要でしょう。

腰に負担をかけることなく全身運動ができるのが水中での運動で、特に水泳は全身の筋力を高めるために効果があります。

しかし、ストレッチなどは少しの動作を間違うだけで、本来効果があるものが逆に痛みの原因となってしまう場合もありますので、自己流でやらないで医師や理学療法士などのような専門家にやり方をきちんと確認した上で実践するようにしてください。
自分の体調と相談しながら、やり過ぎにも注意してほどほどに実践することをお勧めします。

日常生活においては正しい姿勢を保ち、適度な運動をして肥満防止を心がけることも、腰部脊柱管狭窄症の予防にはとても大切な事となります。