腰部脊柱管狭窄症の予防対策

腰部脊柱管狭窄症の予防対策

坐骨神経痛の2大原因と云われているのが「腰椎椎間板ヘルニア」と「腰部脊柱管狭窄症」ですが、腰椎椎間板ヘルニアは比較的若い年代層に多くみられるのに対し、腰部脊柱管狭窄症は高年齢層に多く発症しています。

脊柱管狭窄症は、脊髄の神経が通っている脊柱管がなんらかの要因(加齢や骨粗鬆症などが多い)によって狭くなり、神経組織の血流が悪くなり栄養や酸素の供給不足を招き、加えて神経が圧迫されることにより痛みやしびれを起こすのです。
予防対策としては、背骨の加齢現象を抑えることが重要なポイントとなります。

・肥満予防
加齢により腹筋や背筋の筋力はどんどん衰えていきます。
そこで体重だけ増えてしまうと、腹筋や背筋で支えていた負荷が支えきれなくなり、負荷は腰のみに大きくかかってくるようになります。
腰痛だけでなく様々な症状を発症してしまいます。

・日常生活の中でこまめに動く
体を支えて動かすためには筋肉が健康であることはとても大切です。
腰への負担を少なくするには、腹筋と背筋が健全でなければなりません。
毎日こつこつと鍛えることが予防に繋がります。
スポーツジムに週数回行って少し歩いてあとは何もしないというよりも、日常の生活の中でこまめに動くことは、筋肉を刺激することにおいて優れています。

・足腰の鍛錬
「何か物を持ち上げる」という行為は毎日の生活の中でよくあることですが、足や腰が衰えてくると無意識のうちに痛みを避けて姿勢が不自然になってしまい、かえって腰への負担が大きくなってしまいます。
足が衰えれば腰への負担が大きくなり、腰の加齢現象を促進してしまいます。
腹筋、背筋に加えて、足を鍛えることも予防方法として大切です。
歩く事、近くは自転車で移動することなどを普段から心がけましょう。

・食事内容の見直し
血流の改善には、食事の内容が重要になります。
動物性食品の過食やリノール酸系の脂は血流を悪くするので控えましょう。
血流を良くする脂、シソ、亜麻仁、魚油などの脂は、適量を摂ることで血流が良くなります。
納豆やたまねぎ、ニンニク、食物繊維を多く含む食品などは、コレステロールを吸着してくれ、血液がドロドロ状態になるのを未然に防いでくれます。
また、冷たいものを摂ると腸の胃温度を冷やすことになり、吸収障害や免疫の働きにも悪影響を与えますので、食べ物の温度にも注意が必要です。

・生活習慣改善
過労や睡眠不足、食べ過ぎ、飲みすぎ、不摂生なライフスタイルを見直すことも必要です。
大きなストレスを感じることは、交感神経の過緊張につながり血流の悪化を招きます。

以上の事からも、筋肉の鍛錬や血液の流れを改善していくことが背骨の加齢現象を抑え、脊柱管狭窄症の予防に大切であることは間違いありません。