脊柱管は前方の椎体と椎間板、後方の棘突起・椎弓によって囲まれていて管状の構造をしていて、その脊柱管の中には脊髄や馬尾神経が通り、さらに神経は左右に分かれて上肢や下肢などの体の各部へと伸びています。
腰の部分で脊柱管が狭くなり、その内部にある馬尾や神経根が圧迫され種々の症状が現れてくる疾患が腰部脊柱管狭窄症です。
出現する症状によって大きく「神経根型」「馬尾型」「混合型」の3 タイプに分けられます。
神経根型・・・脊柱管の隅だけが狭くなり、その部分にある神経根だけが圧迫されます。主に脊柱管の外側で圧迫されるタイプで、神経根の障害により症状がでます。
下肢の痛みや痺れが強く、間欠跛行も下肢痛が中心です。
馬尾型・・・脊柱管全体が狭くなり主に馬尾神経が圧迫されます。
下肢の痛みより痺れ、間欠跛行も痺れが中心で、下肢筋力低下や膀胱直腸障害などを合併し、排尿・排便異常、会陰部の異常感覚、意図しない勃起などが生じることもあります。
混合型・・・神経根型と馬尾型の両方の症状が出現します。
どのタイプでも軽症の場合、安静時に症状は出現しませんが、重症化すると安静時においてもこのような症状で苦しむことになります。
脊柱管狭窄症になる要因は、生まれつき脊柱管が狭い先天性の場合もありますが、変形性脊椎症による椎体の骨棘(椎体外側にできる骨の棘(とげ))や、変性すべり症、椎間板の膨隆、黄色靱帯の肥厚、椎間関節の肥厚変形など、加齢に伴う変遷が原因で起きることが多くなっています。
中年の女性に起こりやすい変性すべり症が原因で腰部脊柱管狭窄症になる事もあります。
腰痛は勿論、腰の周りが重かったり、違和感やはり感があり、足にしびれや痛みがある事もあります。
腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状に、普段はなんともないが、歩き出すと足がしびれて歩けなかったり、歩きにくくなるが、前かがみでしばらく休むとまた歩けるようになるという間欠跛行があります。
脊柱管狭窄症になった場合の対処法は安静が基本です。
しかし、ある程度の距離を歩いたり、立ち仕事をしたりしなければならなくなったような場合に痛みが出た時に安静にする方法は、いわゆる腰曲げ休憩です。
脊柱管が狭窄されると、前かがみの体勢(腰を曲げる体勢)になることで痛みが緩和されたり、歩く距離を長くしたりすることが可能になります。
間欠性跛行の症状が出現した場合でも、腰曲げ休憩をとることで休憩時間を短くすることができます。
この腰曲げ休憩の時間や休む回数によって脊柱管狭窄症の症状の度合を確認することが出来ます。
見解は色々ありますが、100メートル歩くのに腰曲げ休憩をしなくては歩けないという場合は、かなりの重度と判断され、手術を薦められることがあります。
また、足の血管が詰まってしまう閉塞性動脈硬化症でも脊柱管狭窄症と似たような間欠性跛行の症状が出現することがあります。
腰曲げ休憩によって症状が軽くなる理由は、前かがみの姿勢をとれば、腰椎の前弯が減って脊椎管が広くなり神経の圧迫が軽減されるからです。
これは現れている症状が閉塞性動脈硬化症からくるものではなく、脊柱管狭窄症が原因であることを決定できる有力な判断材料となります。
まっすぐな姿勢では歩くこともままならないのに、自転車にはスムーズに乗ることができるというのもこの理由によるものです。
この他にも年齢が60歳以上であり、両足の裏側や臀部にもしびれが起こる事があれば、ほぼ7割は脊柱管狭窄症の疑いがありますが、最終的には画像撮影によって判断がされます。
広範脊柱管狭窄症とは、頚椎、胸椎、腰椎の広範囲にわたり脊柱管が狭くなり、脊髄神経の障害を引き起こす病気のことです。
この病状は厚労省の特定疾患、または難病に指定されていて、治療費の自己負担分についても大部分が公費での支払いとなっています。
頚椎部、 胸椎部、腰椎部のうち、いずれか2カ所以上において脊柱管狭小化が存在するものでなければ広範脊柱管狭窄症とは認定されず、頚椎と腰椎の狭窄症の合併が約7割を占めています。
頚椎と胸椎の移行部または胸椎と腰椎の移行部のいずれか一カ所のみの狭小化は除かれます。
中年以降の男性に多く見られるようで、男性の発症率は女性の2倍となっています。
原因としては、
姿勢の悪さによる小さな負荷の積み重ねや、加齢による骨の弱さの進行による歪み、そして先天性のものである事などが考えられます。
もともと腰が悪い場合に他の脊椎を圧迫するような姿勢を長くすることでも発症しやすいものです。
または姿勢の悪さと加齢による衰えが平行した原因となって起こることも、十分に考えられます。
先天性の狭窄症については、遺伝性も認められているそうです。
症状としては,
主に手足やからだにしびれや痛み、だるさ脱力感等があります。
症状が悪化して手足に力が入らなくなると介助を必要とする状態になります。
また歩くことが辛くなり、少し歩いては休むといった間欠跛行になり、他にも排泄障害などが現れる場合もあるそうです。
軽微な外力、例えばどこかに強くぶつけたり、転倒等で症状が急に悪くなることもありま す。
治療としては、
局所の安静を必要とし固定装具等が用いられます。
消炎鎮痛剤やビタミンB12等の薬も使われますが、痛みが強い場合には神経ブロックが行われます。
保存治療で効果がないときは入院して頚椎や腰椎の持続牽引を行い、神経ブロックも併用されることがあります。
脊髄の麻痺症状が明らかな場合や、保存治療でも効果が得られない場合は手術が行われます。
坐骨神経痛の2大原因と云われているのが「腰椎椎間板ヘルニア」と「腰部脊柱管狭窄症」ですが、腰椎椎間板ヘルニアは比較的若い年代層に多くみられるのに対し、腰部脊柱管狭窄症は高年齢層に多く発症しています。
脊柱管狭窄症は、脊髄の神経が通っている脊柱管がなんらかの要因(加齢や骨粗鬆症などが多い)によって狭くなり、神経組織の血流が悪くなり栄養や酸素の供給不足を招き、加えて神経が圧迫されることにより痛みやしびれを起こすのです。
予防対策としては、背骨の加齢現象を抑えることが重要なポイントとなります。
・肥満予防
加齢により腹筋や背筋の筋力はどんどん衰えていきます。
そこで体重だけ増えてしまうと、腹筋や背筋で支えていた負荷が支えきれなくなり、負荷は腰のみに大きくかかってくるようになります。
腰痛だけでなく様々な症状を発症してしまいます。
・日常生活の中でこまめに動く
体を支えて動かすためには筋肉が健康であることはとても大切です。
腰への負担を少なくするには、腹筋と背筋が健全でなければなりません。
毎日こつこつと鍛えることが予防に繋がります。
スポーツジムに週数回行って少し歩いてあとは何もしないというよりも、日常の生活の中でこまめに動くことは、筋肉を刺激することにおいて優れています。
・足腰の鍛錬
「何か物を持ち上げる」という行為は毎日の生活の中でよくあることですが、足や腰が衰えてくると無意識のうちに痛みを避けて姿勢が不自然になってしまい、かえって腰への負担が大きくなってしまいます。
足が衰えれば腰への負担が大きくなり、腰の加齢現象を促進してしまいます。
腹筋、背筋に加えて、足を鍛えることも予防方法として大切です。
歩く事、近くは自転車で移動することなどを普段から心がけましょう。
・食事内容の見直し
血流の改善には、食事の内容が重要になります。
動物性食品の過食やリノール酸系の脂は血流を悪くするので控えましょう。
血流を良くする脂、シソ、亜麻仁、魚油などの脂は、適量を摂ることで血流が良くなります。
納豆やたまねぎ、ニンニク、食物繊維を多く含む食品などは、コレステロールを吸着してくれ、血液がドロドロ状態になるのを未然に防いでくれます。
また、冷たいものを摂ると腸の胃温度を冷やすことになり、吸収障害や免疫の働きにも悪影響を与えますので、食べ物の温度にも注意が必要です。
・生活習慣改善
過労や睡眠不足、食べ過ぎ、飲みすぎ、不摂生なライフスタイルを見直すことも必要です。
大きなストレスを感じることは、交感神経の過緊張につながり血流の悪化を招きます。
以上の事からも、筋肉の鍛錬や血液の流れを改善していくことが背骨の加齢現象を抑え、脊柱管狭窄症の予防に大切であることは間違いありません。
腰部脊柱管狭窄症の原因治療としては、手術によって狭くなった脊柱管を広げる方法があります。
しかし、手術にはリスクがありますし、手術の結果がすべて順調にいくとは限っておらず、手術をしても症状があまり改善しない場合もあります。
その為医師は、まず痛みを改善する対症療法(保存療法)を行い、その効果が思わしくない場合に手術を行うという順序で治療を進めることが殆どです。
保存療法としては、鎮痛薬やシップなどの薬物治療、超音波で患部を温めるなどの温熱療法、注射による神経ブロック(神経伝達を遮断し止痛を行う方法)、などが行われます。
漢方療法は薬物療法として用いられ、痛みの軽減などに効果を現すことがしばしばあります。
漢方薬は年齢や状況によって、各個人にあわせて調合されます。
よく使われるものとして
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
当帰、桂皮、芍薬、細辛、呉茱萸、生姜、木通、甘草、大棗の9種類の「生薬」の組み合わせでできています。
当帰四逆湯という冷えを取る薬に、さらに冷えを取る作用の強い呉茱萸と生姜を加えた処方です。
血行をよくして、体をあたためる作用があり、冷えによる痛みをやわらげます。
具体的には、しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛などに適応し、冷え症で、とくに手足の冷えが強く、体力が弱いタイプの人に向く処方です。
・芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
芍薬と甘草の組み合わせでできています。
漢方の代表的な痛み止めで、漢時代の「傷寒論」という古典書に載っているシンプルな処方ですが、今でもよく使われています。
体質にはそれほど関係なく使う事が出来て、各種の痛みに広く用いることができます。
芍薬甘草湯に附子を加えた芍薬甘草附子湯(しゃくやくかんぞうぶしとう)は、痛みが強くて歩きにくい人に効果が大きいようで、今まで杖がないと歩けなかった人が、杖がなくても歩けるようになる薬とされ別名「去杖湯(きょじょうとう)」とも呼ばれています。
芍薬も甘草も、冷えからくるけいれんや腹直筋の緊張による痛みやこむら返りなどを和らげる作用があります。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯も芍薬甘草湯も、附子は医師の処方せんがないと入手できません。
また、注意点は、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢などを起こしやすい人は注意が必要だという事、甘草含有製剤、グリチルリチン(グリチロン等)などとの飲み合わせで、「偽アルドステロン症」の副作用がある場合があるという事です。
・八味丸(はちみがん)
水分と血液の循環をよくし、座骨神経痛の改善に効果的です。
八味丸は、単独よりも、前述の2つの処方とそれぞれ組み合わせて服用するのが効果的です。
体力が衰えている「虚証」向けの方用ですので、体力が充実し暑がりで、のぼせのある人には不向きです。
・疎経活血湯(そけいかつけつとう)
関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛などに用いられます。特に、腰より下に症状が出る者に有効です。
虚弱なタイプではなく、どちらかといえば、頑強なタイプ人用です。
服用の方法ですが、初めに当帰四逆加呉茱萸生姜湯を、次に芍薬甘草湯を1ヵ月ずつ服用してみてください。
そのどちらかがよく効くならそれを続け、どちらも思わしくないようであれば、それぞれに八味丸を組み合わせてみて下さい。
朝夕に当帰四逆加呉茱萸生姜湯あるいは芍薬甘草湯を服用し、昼に八味丸を服用するという方法です。
これらの漢方薬で、腰部脊柱管狭窄症が原因である座骨神経痛は改善され、歩くこともできるようになるでしょう。
脊柱管狭窄症として大きな注目を浴びるのは、腰の部分ですが、これはあくまでも脊柱狭窄症の中の一つといえるでしょう。脊柱狭窄症は頚部に起こることもあります。これは腰の脊柱狭窄症と区別して捉える為にも、頚部脊柱狭窄症と呼ばれることもあります。
頚部には非常に重要な神経が多く通っています。この部分が狭窄を受けてしまうと、体全体に症状が出てきてしまうこともあります。腰痛などとは違う意味で、苦しい思いをすることになってしまう可能性があります。進行のスピードとしてはそれほど急激なものではありませんが、それが逆に症状の発見を遅らせてしまうこともあります。自分の体全体で違和感を感じた時や、痛みを感じるような時は、しっかりと診察を受けておくと良いでしょう。頚部は非常に重要な部分です。この頚部脊柱管狭窄症から、脊髄神経を傷つけてしまう症状になってしまうと、体全体の機能が大きく失われてしまうこともあります。日tの体の中でも大切な部位の一つです。
何の症状でもそうですが、同じような病気や症状でもしっかりと個人差があることは多いです。その個人差が重要であり、治療への近道となります。専門的な医療と一般的な人の対処法方では、この個人差にしっかりと対応できるかどうかが大きく異なる点と言えるでしょう。脊柱管狭窄症でも個人差は当然あります。より良い治療を受けたいのであれば、しっかりと診てもらうことが必要と言えるでしょう。脊柱管狭窄症の人の中には、何をやっても症状が出てきて、痛みを感じる人もいれば、道具を活用することによって、あまり痛みを感じないですむ人もいます。症状の重さなども関係しますが、それまでの体の鍛え方や、負担の大きさ、体の大きさ、体重なども大きく影響して来ていると言えるでしょう。
また当然年齢なども影響しています。
それまでの生活環境が影響している人にとってみれば、生活環境を変えることが治療への第一歩になることがあります。個人差をしっかり考えることは大切です。
生活習慣の悪化によって得られるメリットは何もないと言って良いでしょう。内臓の機能を悪くしてしまったり、体全体の健康を大きく損なってしまう可能性もあります。非常に注意したいところですが、現代の生活ではなかなか難しいところとなります。この生活習慣の悪化ですが、これが腰痛に関係してきてしまうこともあります。睡眠不足から体の疲れが取れず、筋肉の緊張が長時間続き腰痛が出てきてしまうこともあります。またしっかりとした栄養が取れず、それによって骨や筋肉が弱ってしまい、腰痛につながってしまうこともあります。ゆっくりと休む時間が取れないだけでも、非常に体にとって、悪い影響があると言えるでしょう。
どのような場合でもしっかり休めるような工夫は欠かせないものとなります。しっかり栄養を取って、しっかりと寝ることは基本であり、健康に最も重要な部分になります。サプリメントなどを活用するのもひとつの手段と言えるでしょう。
脊柱管狭窄症は決して他人事ではない症状の一つです、若いといってもあまりに油断していると、脊柱管狭窄症になってしまう可能性はあります。そのためしっかりと症状を知っておき、早期的に治療が開始できるようにしておくことが大切になります。脊柱管狭窄症の症状は、腰痛や痺れになりますが、歩き方にも特徴が出てきます。連続して歩いていると痛みを感じたり、休まないと歩けないことが多くなります。そのような場合には、脊柱管狭窄症というものを少し考えておくと良いでしょう。
当然連続して歩けない理由は他にいくつも考えられることでしょう。高齢になっている場合は、足腰の強度の問題で連続してあるくことができないこともあります。脊柱狭窄症を可能性の一つとして持っておくことが大切と言えます。器具を使って症状が良くなることは良いのですが、それで終わりにせず、しっかりとした治療をうけることが大切です。特に一人暮らしの高齢者などの症状には注意が必要と言えるでしょう。
脊柱管狭窄症の特徴として、前かがみになることによって、痛みが少し緩和されるというものがあります。そのため脊柱管狭窄症の痛みに対するアプローチとして、前かがみで歩くというものがあります。これは痛みで悩んでいる人にとってみれば非常に有効的な手段になることが多いです。
しかし前かがみで歩くというのは本来の人の理想の歩き方ではなく、他の関節に多くの負担を強いるようになります。足をもともと痛めている人にとってみれば、前かがみで歩くことは非常に抵抗のある歩行になることでしょう。脊柱管狭窄症にとって前かがみの歩き方は非常に効率的ですが、しっかりと個人差を考えて取り入れていくことが大切です。時と場合によっては、あまり前かがみを意識しない方が良いこともあります。これが正解ということはあまり考えず、専門家としっかり話し合ってベストな姿勢を保つことが非常に重要です。体全体の健康をしっかりと考えた、治療や訓練が必要になってきます。
脊柱管狭窄症は、脊柱管がヘルニアや加齢などによって狭まり、脊柱管内を通っている神経を圧迫することによって起こるとされています。
たばこをよく吸う人は腰痛になりやすいといわれ、 喫煙と腰痛には因果関係 があるようです。
たばこに含まれるニコチンには血管を縮めるという害があり、腰の神経に通じる血の巡りを悪くしてしまうこと、ニコチンによる血流障害が、コラーゲンを破壊し椎間板の変化をもたらし、腰痛の原因となっているといわれており、又そのような報告例もあるようです。
椎間板には血管がなく、栄養分は椎間板の周囲の血管などから吸収していますので、喫煙でこれらの血管が収縮して血のめぐりが悪くなると椎間板に栄養が行き渡らなくなり変性してしまうのです。
また、ニコチンによって椎間板の弾力が失われることも事実で、椎間板の弾力性が半分以下になっててしまうとも言われています。
椎間板は軟骨で、軟骨の主成分はコラーゲンです。
たばこは、コラーゲンの産生を促進するビタミンCを破壊してしまうので、椎間板の健康維持に必要なコラーゲンの作成が追いつかなくなってしまうのです。
弾力性を失った椎間板は些細な事でも損傷を受けやすくなりヘルニアの原因となり、脊柱管を狭めてしまう事になるのですます。
また、ニコチンによって血管が収縮してしまうと、老廃物を排出することができず、溜まってしまい、コリの原因となるのです。
腰痛で悩んでいる人や肉体労働従事者の喫煙は特に注意が必要で、これに運動不足や吸う本数が多くなるとますます腰痛が悪化していきます。
ウサギを使った実験で、ニコチンを与え続けたウサギの椎間板の弾力が失われたという研究の結果があるそうです。
禁煙することによって壊れていた椎間板が回復することもあるようで、特に年齢が若ければ若いほど回復率は高くなるそうです。つまり、禁煙すれば腰痛は改善する可能性があるという事です。
たばこは腰痛にとっても悪影響しか及ぼしません。
脊柱管には、脊髄や馬尾という神経が通っています。
腰部脊柱管狭窄症とは、腰部の脊柱管が何らかの原因で狭くなり、脊柱管の中を通っている神経が圧迫され腰痛や下肢の痺れを発症する病気です。
若者から高齢者に至るまで、あらゆる年代で発症する可能性があり、特に5・60歳代~70歳代までの方々に、多く発症しています。
狭窄が起こっていても必ずしも症状が出るわけではありません。
また、「閉塞性動脈硬化症」という病気は狭窄が起こっていなくても、脊柱管狭窄症の症状の特徴である「間欠跛行」の症状が出ます。
診断は、このように他の病気が原因で腰痛が起こっているかどうかを判断することも、併せ行われます。
病院では、通常、X線検査を行った後、もっと詳細な情報が必要な場合、骨以外の状態を把握するために、CT検査やMRI検査を行い、場合によっては造影剤を使用することもあります。
診察を受けるにあたって、専門科目は整形外科ですが、症状が深刻で手術の検討も必要であるのなら、脊椎専門医で十分な手術経験を持っている医師に診察してもらうようにして下さい。
脊柱管狭窄症について、医学的な根拠や解剖学的根拠からわかりやすくきちんとした説明をしてくれるかどうかも、医師を判断する基準としても良いと思います。
座骨神経痛は殆どの場合、腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアを原因として発症します。
一般的に、腰部脊柱管狭窄症が主因であれば上体を後にそらすと下肢に痛みが走り、
腰椎椎間板ヘルニアの場合は上体を前屈させると痛みが走ります。
どちらか一方が原因の場合には、排泄困難などの重篤な症状の場合を除いて、保存療法で症状は回復します。
狭窄症と椎間板ヘルニアが同時に起こっている場合は、上体を後ろにそらしても前に倒してもお尻や下肢の痛み、しびれがキツクなります。
狭窄した脊柱管に腰椎椎間板ヘルニアが同時発生している可能性があるからです。
腰椎椎間板ヘルニアが腰部の脊柱管が狭窄しているところに同時に起きてしまうと、飛び出したヘルニアと変形した脊柱管や厚くなった靱帯に挟まれ神経根が圧迫されます。
腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアが合併している場合は、腰を曲げることも伸ばすことも困難となり、歩行障害を起こすことがあります。
神経根が狭窄とヘルニアの両方によって圧迫されるため、その痛みの強さや症状の辛さは経験者でなければ想像すらできないほど強烈なものとなります。
長時間立ち続ける事、中腰の姿勢でいる事、身体を後ろに反らす姿勢は避けなければなりません。(というよりはできない状態になります)
合併症の治療は、保存療法では症状がなかなかよくならないことが多く、やはり手術が検討されます。
脊柱管を広げて突出したヘルニアを除去することで、座骨神経痛の症状は緩和されますが、手術をしたからといって完治するわけではないのです。
再発防止の為に、腹筋・背筋の強化に努めるようにしなくてはなりません。
腰が痛い時には、自然と腰を伸ばしたり叩いたりして痛みを軽減しようとします。
同じように坐骨神経痛でも家庭で適切な体操やストレッチでセルフケアすることで、痛みが軽減されることがあります。
腰部脊柱管狭窄症の場合は、主に腹筋、殿筋など腰椎屈筋の筋力増強訓練、背筋、腸腰筋など腰椎伸筋のストレッチングを行うことになります。
しかし、運動療法は症状がひどい場合に行うと、余計に悪化することがあるので注意しないといけません。
まずは専門医の診察をうけ、医師の許可を得て無理のない範囲で行うようにしましょう。
基本的には腰部脊柱管狭窄症を原因とする坐骨神経痛では、後方に体を倒すような姿勢や、 お腹を突き出して後ろに体重をかけて立つ姿勢をすること、また長時間歩く事・立ち続ける事も避けなければなりません。
・椅子に座って行なうストレッチ
椅子に半分くらい腰掛け、片膝を胸まで持って行き、そのあと元に戻します。
これを片足ずつ5回繰り返します。
これは股関節の筋肉を柔軟にして、腰椎への負担を減らすことが目的です。
・椅子に座って行う腹筋運動
背筋を伸ばし椅子に浅く腰を掛け、上体を静かにゆっくりと後方にそらし、20度程度そらしたところで止め10秒間静止します。
その時、背もたれに背中が触れないようにして下さい。
10秒たったら元の位置に戻します。
この運動を10回繰り返し、1日に3度行うように頑張ってみて下さい。
・筋を伸ばすストレッチ(ひれふし体操)
床に正座をして座り、背筋を伸ばします。
両腕を床につき、その手を床に滑らすように前方に伸ばしていきます。ひれ伏すような姿勢になり床に手がついたら元に戻す、これを10回繰り返します。
・スクワット運動
部屋の角に背中を当てて立ち、足を肩幅くらいに開いて90度の角度を保ったまま両足を壁にくっつけます。
背筋を伸ばしたままお尻を10cmほど下に落とし、10秒間静止します。
この運動を、毎日10回ほど行ないます。
その他ラジオ体操も非常によいです。
ストレッチは無理をしないで、気持ちがいいと感じる範囲内で続けてみましょう。
しびれや痛みが強くなったときは、すぐに中断して医師の診察を受けましょう
脊柱管狭窄症に大きくかかわっている大腰筋の疲労度をチェックしてみましょう。
・脚を普通に歩くよりひざを高くあげて、手のひじと左右のひざを 交互につけて歩くとふらふらする。
・姿勢を正して直立状態を3分~5分続けると、『しんどい・・・』と感じる。
・イスに座った状態で上半身を伸ばし姿勢を正し、3分~5分続けると『しんどい・・・』と感じる。
・長くイスに座っていると、立ち上がるときに腰が伸びにくい、または腰が痛む
特にソファのように腰が沈み込むイスの場合は、立ち上がりにくい。
・中腰の姿勢で腰が痛くなりやすい。
・長い時間立っていると、腰が痛くなってくる。
・絶えず肩、背中、腰がだるい。または、重い。
・猫背気味にしているのが楽。
・仰向けに寝ると背中が浮いて、手やタオルをそこに入れたくなる。
・寝る時は横向きで股関節を曲げて寝るのが楽。
・朝起きた時に腰が痛いことが多い。
・下腹が出ている。
・ヒップが下がっている。
以上のような項目に当てはまれば、大腰筋が疲労しています。
背中の筋肉が弱っていると正しい姿勢を保つことが難しく、自然と猫背や脚を組むといった姿勢をとるようになり、その結果骨盤が歪み大腰筋が弱ってくるということもあります。
大腰筋に異常があっても特別な自覚症状(大腰筋が痛いという感じ)はないのですが、その代りに腰、背中、膝などに痛みが出てくるようになります。
大腰筋の簡単な鍛え方
・正しい姿勢を心がける・・背骨を丸めないように、立っているとき、また座っているときは足を組まずに正しい姿勢をキープします。
・もも上げ ・・・上半身は真っ直ぐにしたまま、足の片方をももを上げながら一歩前に大きく踏み込み、その足を直角になるまで曲げ、後ろ足を伸ばすように意識し5秒キープし、元の位置に戻し、反対側も同じように行います。
通常インナーマッスルは鍛えることが難しいのですが、最近はスポーツ用品メーカーからインナーマッスル強化ウェアが発売されていますので、このようなものを利用するのも良いと思います。
大腰筋を鍛えることで骨盤の歪みが矯正され、内臓や神経、血管の圧迫がなくなり代謝効果が上がります。
腰痛の原因にもなっていた股関節や腰の屈曲の支障が改善されます。
後天性の腰部脊柱管狭窄症に伴う自覚症状(下肢疼痛、下肢しびれ)および歩行能力の改善に用いられる医薬品です。
過去に薬によるアレルギーの症状があった方、妊娠中あるいは授乳中の方、他に薬を飲んでいる方は、医師に申し出、相談して下さい。
オパプロスモン錠5μg(ジェネリック)・・・日医工株式会社
血管壁の血管平滑筋に直接作用して末梢血管を拡張させ、手足のしびれや痛み冷感などの症状を緩和します。
腰部脊柱管の中を走っている馬尾神経に栄養を供給している血管の血流量を増加させ、足の痛みやしびれを和らげ、歩行能力を改善します。
リマプロストアルファデクス錠5μg「F」(ジェネリック)・・・富士製薬工業株式会社
末梢血流の増加、血小板凝集を抑制する作用があり、末梢循環障害による手足のしびれや痛み、冷感、歩行能力の低下等の症状を緩和します。
ゼフロプト錠5μg(ジェネリック)・・・日本ケミファ株式会社
血液の循環が悪くなるために起こる手足のしびれや痛み、冷感等の症状を和らげます。
腰部脊柱管が狭窄されて血管や神経が圧迫を受ける為に発症する、足の痛みやしびれを緩和し、歩行能力を改善します。
オプチラン錠5μg(ジェネリック)・・・大洋薬品工業株式会社
血管拡張作用、血小板凝集抑制作用により、末梢循環障害による手足のしびれや痛み、冷感、歩行能力の低下などの症状を緩和します。
リマルモン錠5μg(ジェネリック)・・・沢井製薬株式会社
血管平滑筋に直接作用して末梢血管を広げるほか、血小板の凝集を抑えて血流を改善し、手足のしびれや痛み、冷感などの症状を緩和します。
プロレナール錠5μg・・・大日本住友製薬株式会社
血液の循環が悪くなることによって起こる手足のしびれや痛み、冷感などの症状を緩和します。
腰部脊柱管が狭窄されて血管や神経が圧迫を受ける為に発症する、足の痛みやしびれを緩和し、歩行能力を改善します。
オパルモン錠5μg・・・小野薬品工業株式会社
血液の循環が悪くなることによって起こる手足のしびれや痛み、冷感などの症状を緩和します。
腰部脊柱管が狭窄されて血管や神経が圧迫を受ける為に発症する、足の痛みやしびれを緩和し、歩行能力を改善します。
筋力トレーニングもストレッチも、筋肉を動かしている部分を意識することによって、効果を上げることができます。何気なくやっている運動もそれはそれで効果がありますが、しっかりと向き合えば向き合うほど効果も上がってきます。そのため普段何気なくやっている運動をしっかりと、運動として受け止め、行っていくと、やっている内容は変らないのに、体を効果的に鍛えることも可能です。
ストレッチの場合は伸びている部分をしっかり意識すると良いでしょう。伸びている感じを自分の中でしっかり覚え、どのようにしたらより伸びていくかを考えていくことが大切です。それによって、同じ時間、同じ内容のストレッチでも、より効果的なストレッチにすることができるでしょう。ただ、これは無理をするのとは全く違う意味になるので注意です。ストレッチで筋肉が伸びているイメージをすることによって、筋肉の痛みに敏感に反応できるようにもなります。効果的なストレッチは無理なストレッチを防ぐことにもつながると言って良いでしょう。
特に腰痛に関する脊柱管狭窄症の症状を緩和させていくには、ストレッチが非常に有効になります。しかしこの時注意なのが、一回ストレッチをしたからといって、症状がすぐによくなるわけではありません。一時的に少し緩和されることはありますが、次第にまた症状が出てきてしまうでしょう。これは仕方のないことです。筋肉に対する刺激を与えても、筋肉は状態を常に一定に保とうとするので、一回の刺激で簡単にその状態を変えることはできません。長期的に行い、筋肉にその状態を覚えさせていくことによって、状態は変わって行きます。
これは、ストレッチにも言えることですが、症状の悪化にも言えることです。一回だけの悪い姿勢であれば、筋肉はそれに影響されず、良い姿勢を再度とることはできます。しかし長期的に悪い姿勢が続いてしまうと、悪い状態を覚えてしまい、常に悪い姿勢になってしまうことになります。体を守ってくれるはずの筋肉の機能を、逆にいためる要因にしてしまわないようにする必要があります。その改善策のひとつとしてストレッチがあります。
脊柱管狭窄症の人がやった方が良い運動は多くありますが、どれもできるだけゆっくり行い、また負荷が大きすぎないような注意が必要になります。痛いと思う前にやめる必要があり、痛いと感じてしまった時は、すぐに運動をやめゆっくりと休む必要があるでしょう。真面目な人であると、習慣にしようと考え、無理をしてしまいがちです。逆に症状を悪化させる原因になるので、できるだけそれは控えておきましょう。脊柱管狭窄症の人がやると良い運動にストレッチがありますが、非常に軽いストレッチが有効です。手が足先に届くくらいの運動を定期的にそして、少しからだが堅くなったなと感じた時に行っていくと良いでしょう。この時膝を無理に伸ばしておく必要はなく、適度にまげて行うと良いです。無理して痛くなってしまうことがないようにしてください。体を動かすこと自体が良いことになるので、あまり疲れなければいけないなどのことは、考えなくて大丈夫です。
食べすぎは体に良くないと言いますが、それは内臓だけでの問題ではなく、体全体においても言うことができます。どのようなことかと言うと、肥満が酷くなってしまうと、それだけで腰痛のリスクが高くなってしまうことになります。肥満は言ってみれば余分な脂肪がおなかについてしまうことになります。当然なくて良いものであるので、体はそれに対して対応することができません。その分負担につながってしまうでしょう。対応することができたとしても、それは決して良いことではなく、体のどこかに無理をさせていることになります。腰の問題を抱えている人で、同時に肥満である場合、肥満を改善することによって腰の症状が良くなることもあります。
たかが肥満ですが、されど肥満です。内臓に負担がかかる分、それが脊柱に影響して、脊柱管狭窄症のリスクを高めてしまうこともあるでしょう。しっかりダイエットなどをして、改善させておくべき問題と言えます。生活習慣を見直す必要もあるでしょう。
適度な運動は体の機能を高める効果があり、健康を増進することもできます。健康に良いといわれる器具と利用しなくても、体に良い運動をすることは十分出来ます。定期的に少し体を動かすだけでも随分と違ってくるでしょう。運動をするときに意識をすると良いものとして、呼吸があります。運動では呼吸が十分に一定のペースでできるくらいの負荷が良く、それを目安にして、毎日の体操をしていくと良いでしょう。あまりにも疲れてしまうと、それだけ満足してしまい長期的に続けることが難しくなります。関節を痛めてしまうこともあるでしょう。
体を鍛える場合であれば当然、筋肉が疲れるまでトレーニングをする必要がありますが、健康が目的なのであれば、そこまで行う必要はないでしょう。程よく筋肉をほぐし、健康的な毎日が送れるように努力すると良いです。本当に些細なことでも効果を見ることができます。ほんの少しの時間でもよいので続けているだけで、体を活き活きさせることができます。
腰部脊柱管狭窄症の基本的な手術は、痛みの原因となる神経を圧迫している背骨や靭帯を削り、脊柱管を正常な広さに戻すという方法です。
これまでの手術方法では、体にメスを入れて大きく切開する必要があり、患者さんの負担が大変大きいものでした。
しかし、最近では体への負担が少ない腰部脊柱管狭窄症の内視鏡手術(内視鏡下椎弓切除術)MELが行われるようになってきました。
MELとは腰部脊柱管狭窄症に対し、MED(内視鏡を用いた腰椎椎間板ヘルニアの手術方法)に準じた内視鏡を使用し、狭くなった脊柱管を広げる手術方法です。
適応する狭窄症としては、特に神経根型(外側狭窄型)の場合となります。
MELのメリットは、内視鏡での手術であり、大きく切開する必要がなく傷口が小さく、患者の身体へのダメージは少ないものになり、早期の社会復帰が可能となります。
MELとMEDの異なる点は、MELでは椎弓を切除しますので、MEDに比べると出血量はやや多く、手術時間もやや長くなります。
入院期間は1カ所の手術なら約1週間程度となります。
手術方法は
・全身麻酔をかけ、患部を16ミリ程度切開します。
・切開した部分に金属棒を入れ16ミリ程度の大きさの穴に広げます。
・広げた穴にカメラのついたスコープと削るためのノミを入れます。
・神経を圧迫している背骨や靭帯を削ります。
手術時間は、1カ所につき約1時間半くらいで、出血量は通常の場合多くて100ccぐらいで、輸血の必要はないようです。
しかし腰部脊柱管狭窄症の内視鏡手術は誰でもが受けられるわけではありません。
狭窄が広範囲に起こっていて削る部分が多い場合や、背骨の歪みがひどく金具で固定する必要がある場合などは適用外となります
基本的に腰部脊柱管狭窄症の内視鏡手術は、治療する場所が1~2ヶ所で済む場合になります。
腰部脊柱管狭窄症の内視鏡手術は新しい手術法なので、現状ではこの手術方法で治療を行う病院はまだまだ少ないです。
脊柱管狭窄症の症状が投薬や神経ブロックなどで改善しない場合は、神経の通り道を広げてやる必要があり、手術が行われます。
椎弓切除術
圧迫を和らげるために、椎骨の後方にある椎弓を取り除く方法です。
脊柱管を作っている壁は椎体・椎間関節・椎弓なので、脊柱管を広げるにはこのどれかを削って広げてやれば良いわけです。
実際には椎弓と、必要に応じて椎間関節の一部を削って、脊柱管を広げます。
しかし狭窄が強い場合、あるいは脊柱管から外へ出ている神経の枝(神経根)の通り道が狭い場合には、椎間関節の大部分を削らなくてはならない場合もあります。
このような場合は、脊柱の後ろの支えが弱くなるので、固定術を併用することがあります。
手術で圧迫が除かれ痛みは改善します。
手術時間は 約1時間程度で、入院期間は個人差がありますが 約3週間~4週間くらいとなります。
術後は2,3日で起き上がり、トイレは一人で行けるようになります。
また手術後は1~数ヵ月程度コルセットを着用します。
脊柱管狭窄症で、保存療法で効果を得る事が出来なかったり、排尿・排便などにも不自由になるほど日常生活が困難な場合に、手術が行われます。
脊柱固定術
脊椎をもとの位置に固定する手術で、腰痛をもとから治す根治治療です。
移植した骨が完全に癒合することで、大きな力の加わる腰椎を長期的に安定させることができます。
広範囲に骨を削った場合などでは腰椎を固定する必要があります。
脊椎に骨を移植して金属を使って脊柱を固定する方法や、場合によっては腹側から骨移植する(前方固定術)こともあります。
また、脊柱管内を通る脊髄や神経が圧迫されて、麻痺まひやしびれ・痛みなどがある場合には、同時に圧迫をゆるめる手術(神経除圧)を行ないます。
背中側から切開し、神経除圧をしたあとでインストルメントなどの医療素材や人工骨・プレートやスクリュー、ロッド、スペーサーと呼ばれる固定用の器具を用いて固定します。
併せて、自家骨移植(手術中に削った椎骨や、骨盤から採取した骨を、椎骨に移植します)を行い、最終的には器具だけではなく、自分の骨でも固定されるようにします。
手術後は、コルセットを数ヵ月間着用する必要があります。
入院期間は個人差がありますが、約3週間~4週間くらいです
バイタル・リアクト・セラピーとは、コンピュータで確認しながらカイロプラクティックの手技を行う治療方法で、刺激が少なくて安全で、しかも最大の効果を発揮するハイテク・システムを使った治療法です。
アメリカで開発された、コンピューター治療器を使用して自律神経を活性化させ、骨盤の歪み・背骨の歪みなどの骨格を矯正して、各関節の可動を向上させます。
腰痛は、痛みの根本である骨格の矯正をすれば、自然と治ってしまうのだそうです。
矯正と言えば、カイロプラクティックやオステオパシー(筋肉調整による自律的な骨格矯正を促すというアメリカ生まれの手技療法)などの「手技」による矯正が一般的です。
しかしカイロプラクティックやオステオパシーが「肩こり」「脊柱管狭窄症」「坐骨神経痛」といった各症状に非常に効果的ではあるものの、それには職人技ともいえる「熟練の技術」と「確かな知識」、そして「豊富な経験」が必要不可欠で、治療家によって技術力に大きな隔たりがあるのが欠点とも言われていました。
バイタル・リアクト・セラピーの施術は「アジャストメント」と呼ばれ、最小限の物理的な刺激によって関節のロックを解除するだけで、あとは自然治癒力が背骨を正しい位置へ戻すのを助けてくれるそうです。
つまり、関節のロックを取り除くところまでを行い、自然治癒力が歪みを自力で整えられ
る「きっかけ作り」を行う訳で、それには強い圧力によるアジャスト(矯正)は必要ないという事です。
バイタル・リアクト・セラピーによって身体の骨格バランスを調整することで腰痛を治療します。
腰痛の原因である脊椎神経の圧迫や、関節の歪みによる障害で起こる身体のバランス異常を根本から治療します。
バイタルリアクトセラピーは「正しい検査」「正しい治療」「正しい結果」を追求してできた、安全・低刺激で最大の効果が期待できる治療法です。
しかし、残念ながら日本にはまだ100台ほどしかなく、ほとんどが首都圏・関西圏の整骨院・接骨院に集中しているというのが実情です。
脊柱起立筋は背骨から腰骨の方にまで、人間の背中の中心部あたりを縦に細長く走っている筋肉です。
脊柱(背骨)を支える働きをしていて「姿勢を作る筋肉」などとも言われ、これらの筋肉が弱ってくると背筋が曲がってしまいます。
腰から背骨へ、そして首の方に向かって走っていますが、大小さまざまな筋肉の集まった筋群として働いていて、大きく分類すると3つの筋肉から成立しており、外側から「腸肋筋」 「最長筋」「棘筋(きょくきん)」となっています。
人間が直立二足歩行するために必要欠くべからざる筋肉で、椅子に座っている時も、立っているときも、歩いている時も姿勢を維持するための役割を果たしています。
重い物を持って立ち上がるときや背中を反ったりする動作を行うときにも脊柱起立筋が筋力を発揮しているのです。
地味なインナーマッスル(深層筋)ですが腹筋と一緒にバランスよく鍛えておかないと、運動能力が低下したり、腰痛の一因となったりすることもあります。
・腸肋筋・・・ 脊柱起立筋の中で最も外側を走る筋肉で、更に脊椎の部位によって 名称が変わり、「頚腸肋筋」「胸腸肋筋」「腰腸肋筋」に分かれます。
・最長筋・・・ 脊柱起立筋のうち、中央を走る筋肉で、部位によって「頭最長筋」「頸最長筋」 「胸最長筋」の三つに分類されます。
・棘筋・・・ 脊柱起立筋の中で最も内側に走る筋肉で、部位によって 「頭棘筋」「胸棘筋」「頸棘筋」に分類されます。
脊柱起立筋は脊椎を支える筋肉で、この筋肉に異常が生じると脊柱管狭窄症などに起因する腰痛を発症します。
腰痛防止には腹筋と共に鍛えておかなければならない筋肉です。
内腹斜筋は、外腹斜筋の下層(内側)にあって骨盤から肋骨に向かって付いている筋肉です。
腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つで、腹筋群の中では「外腹斜筋」と対を成し斜め方向の動きや捻りに強い筋肉です。別名、上行腹斜筋とも呼ばれます。
外腹斜筋の内側に張り付き、腹壁を作る一つの筋として働いています。
これらの腹筋は、単に体幹を屈曲する、側屈する、両側に回旋するという働きだけでなく、腹腔内圧を高めたり、内臓の位置を安定したり、排便を助けたりしています。
内腹斜筋の筋繊維は、外腹斜筋と反対の走行になっていますので、腹筋運動の際の内腹斜筋は、反対側の外腹斜筋と共に働きます。
腰のくびれを作る筋肉でもあり、お腹を引き締めてスタイルを良くするためには、外腹斜筋らと共にこの筋肉の鍛錬が必要となります。
腹直筋や腹斜筋は、パワーを生み出す体幹筋のひとつでスポーツにおいても上体を回転させたりひねったりするために重要な働きをする筋肉です。
現代社会の中では余り使う機会の無いインナーマッスルのため、機能不全に陥っている人が多い筋肉の1つといえるでしょう。
これらの筋肉を鍛えることは、脊柱管狭窄症などに起因する腰痛の防止やスリムな体づくり、スポーツパフォーマンスの向上の為にとても役立ちます。
外腹斜筋とは、腹壁にある筋肉(腹壁筋、一般にいう腹筋)のうち、側腹部(わき腹)にある何層かの筋のうちの一番外側にある筋のことで、「側腹筋」と呼ばれる筋肉の1つです。
外腹斜筋は、側腹部の上部、脇の下の近くからはじまり、腹部前面から鼠径部(股(もも)の付け根のややくぼんだ線より上にある三角状の部分をいう)、腰骨のあたりまで広い部分へ向けて斜めに走る筋のことです。
腹直筋が直線状の働きをするのに対して、この外腹斜筋は捻り等の斜めの方向に働きます。
外腹斜筋の働きは、胸郭を引き下げる、脊柱(背骨)の屈曲や側曲、回旋補助、骨盤前縁部の引き上げ等などがあります。
肋骨とともに胸郭を引き下げ、脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用があるという事になります。
外腹斜筋が緊張すると緊張側に体が側屈し、それにつれて筋緊張側の肋骨が下垂し撫で肩になります。
肋骨が下垂すると、肩や首の筋肉が過度に引き伸ばされ、頚(首)や肩のコリ、また肩や上肢の痛みをひき起こします。
下垂した胸郭と反対側に回旋が発生し、肋骨下垂側の方は、前に捻じれて下がる歪みが現れてきます。
歪みや姿勢が悪くなることで、腰椎に負担がかかって腰痛の原因ともなります。
外腹斜筋の下部は、鼠径靭帯につながっており、鼠径靭帯が原因の股関節の痛みにも関係してきます。
深部にある腹筋で、現代社会の生活では余り使う機会の無い筋肉の為に、機能不全となりがちな筋肉ですが、外腹斜筋は肋骨の下垂に関わり、脊柱管狭窄症などの腰痛をはじめ、幅広い症状に関係している筋肉です。
ストレッチや筋トレでしっかりと鍛えていく必要があります。
腹部を縦断する筋肉で六つに分かれる筋肉として広く知られています。
前腹壁の中を走る前腹筋の一つで、肋骨から腰骨の方までまっすぐ伸びていて一般的に腹筋(ふっきん)といわれているものです。
「腹筋が割れている」という表現をされるのは、腹筋が発達していて体脂肪率が低い人ですが、腹筋自体は切れ目の無い一枚の大きな筋肉です。
「腹筋を鍛える」という場合、多くの方はこの腹直筋を鍛える運動を指しています。
体幹部(腰椎など)の屈曲、並びに胸部を引き下げる役割があり、呼吸にも関与しています。
また、腹圧を加える作用があり、それによって排便や分娩、咳などにも寄与しています。
腹直筋が収縮すると、肋骨と腰の骨が近づいて体はまっすぐ前に前屈し、寝ている状態から起き上がるような動作の時に重要である、体を前の方に丸める力が生まれます。
さらに腹筋には運動の動作ための収縮だけでなく、内臓の位置を支え、またお腹の中に圧力を保つ事で内臓や骨を衝撃から守るという役割も果たしています。
腹筋を鍛えておく事は、脊柱管狭窄症などを予防するためにも、体のラインを保つためにとても重要だといえるでしょう。
腹筋は腕や脚の筋肉に比べて筋肥大は起こりにくいので、「腹筋の鍛えすぎでお腹が出っ張る」というような心配はいりません。充分鍛えてかまいません。
しかし、主に縦の動きに対して強い腹筋ですので、捻りや横の動きにはそれ程強くはないという事を頭に入れておいてください。
腰椎をしっかり支える腰の要で、脊柱の屈曲を行う腰の支柱筋肉の一つです。
その範囲はとても 広く、肋骨の終端部である第12胸椎、および第1腰椎~第4腰椎から始まり、途中腸骨付近で腸骨筋と合流し腸腰筋となります。
わかりやすく言えば、腰椎(背骨の腰の部分)から骨盤を通って股関節の内側についている筋肉です。
大腰筋は上半身と下半身(両足)をつなぐ唯一の筋肉で「屈筋」に分類されます。
体の外側から触っても確認出来ないくらい身体の深い所にあるインナーマッスルです。
大腰筋が衰えると骨盤が前もしくは後ろに傾いたり、 正しい姿勢を保つことができず猫背になってしまいます。
腹筋や背筋が弱まりおなか周りがたるんでしまい、腰痛の原因となります。
更には交感神経の働きが低下し、太りやすい体になってしまう可能性があり、これも腰痛には良くない事です。
大腰筋は直立の姿勢を保ち、歩く際に脚・膝を引き上げるなどの重要な役割があります。
また背骨の自然なS字の湾曲をつくり、骨盤の位置を正常に保つ働きがあります
大腰筋が異常を起こすと
・腰痛を起こす・・・大腰筋が硬くなると背骨を引っ張ることになり、上体を後ろに反らせることが困難になり、背中から腰、お尻の筋肉に負担がかかるからです。
・肩がこる・・・大腰筋の異常で姿勢が悪くなり、肩や首に負担をかけるようになります。
・猫背・ポッコリお腹・・・骨盤が前に倒れるのでお腹がポッコリと出てしまい、一緒に背骨も倒れてしまうので、猫背になります。
・股関節、膝の痛み・・・猫背や、ポッコリお腹のためにお尻が突き出た姿勢でいると、バランスが崩れるので、足に負担がかかるようになり、股関節痛や膝痛などを引き起こします。
・骨盤のゆがみ・・・大腰筋は骨盤の内側を通っているので、大腰筋が硬くなると骨盤の動きが悪くなり、ズレたまま戻りにくくなります。
・便秘・冷え性・・・大腰筋は大腸・小腸や大きい血管の側を走行しているために、大腰筋の異常で腸を圧迫してしまうからです。
以上のような症状が現れてきます。
このような事からも、大腰筋の異常は脊椎刊狭窄症の原因となるばかりではなく、多くの障害を引き起こしますので、日頃から筋トレやストレッチなどで鍛えておく必要があります。
腰方形筋は骨盤から腰の骨と一番下の肋骨を繋がる筋肉で、腰椎と腸骨を結ぶ「安定を生み出す筋肉」の一つです。
背中側から左右の骨盤を吊り橋のようにぶら下げているような格好の筋肉です。
体を横に倒す(曲げる)時や、上体を後ろに反らす時、また片方の足を挙げた時に骨盤が下がらないように引き上げる時に働きます。
腰方形筋は、骨盤や腰の骨を正常な位置で保持するために大切な筋肉です。
床から物を持ち上げる時、長時間または繰り返し体幹を曲げたり、ねじったりした時、また立ったり座ったりする時に痛みやすい筋肉で、バランスを崩すと、左右どちらかの腰方形筋に負荷が掛かり筋肉捻挫を起こします。これがギックリ腰の原因になります。
また、左右どちらかの腰方形筋が硬直すると、腰骨や骨盤の高さが左右で変わり、縮まっているとウエストのくびれが無くなりアンバランスになります。
肩にも左右差が出来、子宮や腸にも悪影響が出ます。
腰方形筋は、脇腹の奥にあたるため、痛めると痛めた反対側に身体を逃がしますので、どちらの腰方形筋を痛めたか直ぐに分かるのが特徴です。
脊柱起立筋の内側に走るインナーマッスルなので、意識される事が少ない筋肉なのですが、この筋肉が抜けてしまうと、腰が抜けたような感覚に襲われる場合があります。
筋トレやストレッチで鍛えておくことが重要です。
脊柱管狭窄症が大きく取り上げられているのが、脊柱が人にとって非常に大切であるからです。脊柱の中には、脊髄神経が多く通っていて、その神経から、手や足に末端神経となって、走っていきます。それによって脳と感覚器をつなげ、反射や行動を起こしていることになります。脊髄神経をしっかり守るための構造は人間にはあります。そのため軽い事故や転倒では、脊髄を傷つけずに済みます。そのため非常に頑丈と言えるでしょう。頑丈さがある故に、通常の生活をしていて、脊髄を神経質に守ることはありません。しかし時に、些細なことで、脊髄神経を傷つけてしまうこともあります。頑丈ではありますが、非常にもろい一面も持っています。普段の生活の中で、脊髄神経や脊柱の存在を意識するとまでなると、ストレスがたまってしまうことになると思いますが、時折、考えてみると良いかもしれません。それが結果的に姿勢の改善につながったり、無理な動作をしないことにつながっていくでしょう。
病院には、評判があり、その評判は行く人のモチベーションにも関わるでしょう。評判が良ければそれだけ、足も軽くなるはずです。しかし、評判の良し悪しにあまり流されすぎてしまうと、病院を何件も周ることになってしまうこともあります。脊柱管狭窄症の治療はすぐに、治療の成果が見えるわけではありません。そのため何も効果がないからと言って、すぐに病院を変えるなどの、行為はしないほうが良いでしょう。たまにそのようなことをして、主観的に、病院を否定的に捉える人もいます。それによって評判が悪くなっている病院もあります。本当に質の悪い病院があり、評判が下がっているのも確かです。評判は、非常に判断材料になりやすい、情報ですが、あまり信じ込まず、自分でひとつひとつ確認して、もっとも悪い部分を確認し、それでも大丈夫と思える病院に足を運んだ方が良いでしょう。よい部分ばかり見ていると、評判に振り回されてしまうでしょう。それは病院に行く人にとっても、病院側にとっても、あまりメリットはありません。
筋力強化は脊柱管狭窄症を防ぐ上で大切ですが、間違った筋力強化の仕方をしてしまうと、逆に腰や体を痛めてしまう結果につながります。特に、個人で行うことになるリハビリの運動は、やりすぎには注意してください。リハビリなどで行われる運動は、部分的に体を強化する運動であることが多く、その人にあった回数が設定されています。それは逆にその回数で体のバランスにあった強化につながるということであり、やりすぎても、少なすぎても効果を十分に発揮することができなくなってしまいます。少なすぎれば、筋力は衰え、多すぎると、今度は筋力が部分的に強くなり、体のバランスをおかしくしてしまうこともあります。筋肉は、回復することによって、筋力を付けていきます。リハビリの運動は筋肉を傷つけていると言えるでしょう。ここからもわかるように、あまり多くやりすぎると、回復をまたずに、傷つけることになるので、筋力の十分な効果を期待することができません。
体を動かしている時に、若いうちであれば、難なくできることも、年齢を重ねるとできなくなってしまうこともあります。それは当然であり、仕方のないことです。筋力の衰えと共に、体の柔軟性が失われるので、体の状態を少しでも変えるのに、若い人異常に大きな力を必要とします。また筋肉も傷めやすくなります。自分は大丈夫と思うことが一番危険になるので、無理をしないほうが良いでしょう。
若い人の無理と、高齢者の無理では体に対する負担が大きく変わってきます。若い間の無理は、体の成長と回復によって、リセットされることが多いですが、高齢になってからの無理は確実に蓄積されることになります。そのためそれが一気に体に出てくることによって、症状となってしまうのです。脊柱管狭窄症も、症状がだけでなく、今までの無理が重なり、痛みが出てきてしまう人もあります。無理は控え、穏やかな生活ができるような工夫が必要です。高齢者にとって体をいたわることは、健康への近道ということができるかもしれません。
人の体は適度な刺激を与えておかないと、それだけでどんどん機能が低くなってしまうものです。そのため適度な刺激は良いものとなります。適度な刺激という点で考えた時、運動は非常に素晴らしいものになるでしょう。脊柱管狭窄症は、運動不足によっても、引き起こされてしまうことがあり、また運動不足によって、内臓に負担がかかるようにもなってしまいます。体にとって良いことは何もありません
。どのような年齢であれ、適度な運動を心がけることが必要でしょう。脊柱管狭窄症に関する筋肉は、簡単な散歩でも鍛えることができる筋肉が多いです。逆に日常的な動作では鍛えることができない筋肉もありますが。そのような筋肉は、日常的な動作によって鍛えられる筋肉をより多く利用することになるので、いきなりはじめてしまうと、すぐに疲れてしまうでしょう。効率をもとめるのであればやはり普段から適度な運動をして、要所要所で、脊柱狭窄症に対するリハビリの運動を取り入れていくことが大切です。余裕のある人であれば、リハビリにだけに力を入れるより、効果が大きいでしょう。同時に生活習慣の予防にもつながります。
腰椎脊柱管狭窄症の主な原因は腰椎椎間板の変性であり、老化によってますます進行してしまいます。
プラセンタなどによるアンチエイジング(老化防止)作用によって進行を遅らせることができますので、整形外科やペインクリニックでの治療にプラセンタを併用をすると、お互いの効果を高めることになります。
プラセンタは胎盤のことで、胎盤とは胎児が赤ちゃんへと成長するために必要とするあらゆる栄養素、または酸素を供給する役割を担っており、美容効果のみならず医療分野でも幅広くグローバルに注目されているものです。
プラセンタの効果は、
・細胞を活性化する、つまり傷んでいる組織を修復する働きがあり、自然治癒力を高める。
・血行を促進する作用があり、体内組織への栄養がいきわたりやすくなり、組織の修復にも役立つ。
・自律神経や、ホルモンを調整する作用がある。
・痛み部分の炎症を抑える作用がある。
加齢や運動不足などで筋肉の機能が低下する事も、脊椎管狭窄症の発症の原因となっていますので、プラセンタによるこれらの作用が、腰痛を解消させるカギとなり得ます。
脊椎管狭窄症によるしびれ感や腰痛の症状は大変つらいもので、症状が悪化すると歩行困難を生じる事もあります。
医療機関での脊椎管狭窄症の治療には、プラセンタエキス配合の神経ブロック注射が行われていて、プラセンタの効果への期待が高まっています。
脊椎管狭窄症以外にも、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、坐骨神経痛などの腰痛、捻挫、間歇性破行などの症状にも効果的と言われています。
プラセンタ配合のドリンクやサプリメントを飲むことは、自分でできるプラセンタ治療であるといえます。
脊柱管狭窄症の痛みは、何らかの要因で脊柱管が狭窄してしまい、脊柱管の中を走っている中枢神経を圧迫することによって生じるとされています。
しかし手術などによって狭窄を取り除いた後でも、痛みがあまり軽減しないことがあります。
これは痛みの原因が脊柱管の狭窄だけによるものでないという事になります。
脊柱管狭窄症の痛みの原因は、血流障害にあるともいえるのです。
運動不足や老化、姿勢の悪さなどにより、腰部の血流が著しく悪くなり、血液によって運ばれてくるはずの栄養分が充分にいきわたらなくなり、筋肉が衰え神経に障害を生じるのです。
脊柱管狭窄の痛みを取り除くには、狭窄されている付近の血流を良くし、体の再生を図ることも重要なポイントと言えると思います。
血流を良くするためには、身体を温めることが大切です。
温めると良い理由は
・温熱が神経に作用し痛みホルモンであるプロスタグラジンの産生が抑えられ、痛みが軽減する。
・緊張している筋肉は神経がストレスを感じて痛みを生じるのであるが、温めると筋肉は緊張から解放されて柔らかくなり、痛みが減る。
・お風呂や温泉などで温まると、心身ともにリラックスできて脳から快楽物質のエンドルフィンが分泌されて痛みを忘れる。
・血流が良くなると、血液が体の隅々まで栄養分を運ぶので、体全体の細胞が活性化され、回復能力が高まる。
・汗をかくことで、新陳代謝が活発になり新しい元気な細胞と入れ替わる。
以上のような理由から、身体を温めることで痛みの軽減は図れます。
排尿排便障害があるような重症の脊柱管狭窄症を除いて、脊柱管狭窄症の保存療法の一つとして、温泉治療などを取り入れる事も痛みを取り除く効果的な方法と言えます。
もちろん自宅のお風呂でも効果は期待できます。
中高年になってからの腰痛の原因に、腰部の脊柱管狭窄症状があります。
腰部脊柱管狭窄症とは、加齢による脊椎骨の変形で、腰部での神経の通り道である脊柱管が狭くなり、脊柱管の中を通っている足へ向かう神経を圧迫する事によって起こる症状です。
腰痛や、下肢の痺れ、坐骨神経痛の様な痛みがあり、30分程度立っていたり、歩いたりすると症状が出現し歩けなくなり、暫く休むと症状がおさまってまた歩けるようになる、という間欠性跛行が典型的な症状です。
歩いて近所へ行く事も、また酷くなると家の中の移動さえ困難になってしまうようです。
一般的な治療方法としては、薬物療法か手術になりますが、オステオパシーの手技でも症状の緩和は促すことができます。
オステオパシーの治療概念は「カイロプラクティック」や「整体」と共通するもので、身体の歪みが健康を損ねる原因であるという基礎概念のもと、患者の感じる痛みが最も少ない体勢を維持したまま「手技」によって、徐々に骨のゆがみに干渉し、正常な位置へと戻すというのが基本です。
オステオパシーでは背骨(脊柱)を中心に、全身の骨格の不具合を優しく柔らかな手技で調整し、身体の自然治癒力を高めていきます。
椎骨が狭窄されて起こる圧迫は坐骨神経だけでなく、腰椎周囲全体の血流を低下させてしまうために治癒が遅れると考えられます。
神経に栄養を与え、温めながら機能を維持するのも血管の働きであり、この点を考慮しながら、慎重に椎体の可動性を回復させていきながら、坐骨神経に沿った痛みや痺れの緩和を図ります。
手術を必要としない初期症状の脊柱管狭窄症の方には、専門医の診断を受けてもらいながら、オステオパシーによる手技療法は補助的なものとして、脊柱管狭窄部の歪みを調整すれば、より早く症状の改善が図れるようになります。
オステオパシーはカイロプラクティックより古くからある手技療法で、アメリカでは立派な医学として広まっています。
残念ながら日本ではまだまだ認知がされておらず、健康保険が適用されません。
費用は整体やカイロプラクティックと同じ程度で、目安としては10分1,000円程度の負担がかかるようです。
自分に合った良い治療院を探すことが重要となります
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは
主に加齢や運動不足による運動器の障害により移動能力の低下をきたして要介護になるリスクの高い状態をいいます。
ロコモティブは移動能力を有すること、運動器(locomotive organs)の意味です。
本来、原動力とか強力な推進力という意味ですが、医学関係では人間の身体の首から下の内臓を除いた、骨、関節、筋肉、神経など体の運動を司る部分をさします。
つまり歩いたり物を持ち上げたりなどの、身体を動かすのに必要な器官のことです。
ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、運動器が衰えて要支援や要介護の状態になったり、そのリスクが高くなったりした状態のことをいい、内臓脂肪が蓄積して糖尿病や高血圧、動脈硬化などの病気につながるメタボリックシンドロームと対になる症状といわれています。
ロコモティブ・シンドロームの三大要因は下記の通りです。
1、脊柱管狭窄症による脊髄、馬尾神経、神経根の障害
2、変形性関節症、関節炎による下肢の関節障害
3、骨粗鬆症、骨粗鬆症性骨折
その他にも脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折などがあり、これらの疾患をそのままにしておくと、将来に運動器不安定症になる危険性が高いといわれています。
運動器不安定症とは、高齢でバランスをとる能力が低下し、転倒の危険性が高くなることや、寝たきりや引きこもりになりやすくなる状態の事をいいます。
脊柱管狭窄症はロコモティブ・シンドロームに大いに関係がある病気なので、要介護や要支援にならないためにも、予防しなければなりません。
日頃からストレッチ、関節の曲げ伸ばし、ラジオ体操、散歩、水中ウォーキングなどを行い、自分の体調にあわせて体を動かすようにしましょう。
また、脊椎に負担をかけないためにも、そしてメタボリックシンドロームをも防ぐためにも、体重の増加には細心の注意をはらわなくてはなりません。
腰部脊柱管狭窄症のリハビリには、一般的には、
物理療法・・・腰部の牽引、温熱療法
装具・・・コルセットの使用、
運動療法・・・腹筋、殿筋、ハムストリングなど腰椎屈筋の筋力増強訓練、背筋、腸腰筋など腰椎伸筋のストレッチング
などがあげられます。
多くの整形外科では、主に機械での治療(物理療法)を行っています。
リハビリでは骨の形を変えたりすることは不可能ですので、完治は難しいと考えられます。あくまでも症状を軽くするということが主体となります。
筋肉は常に痛みに耐えているので過緊張の状態です。
リハビリで一番重要視するのは腰部の筋肉の状態で、その緊張を開放しなければなりません。
運動療法では主に腹筋、殿筋、ハムストリングなど腰椎屈筋の筋力増強訓練、背筋、腸腰筋など腰椎伸筋のストレッチングを行うことになります。
先ずはゆっくりとしたペースで、腰部から下肢にかけての筋肉の緊張状態を整えるためのリラクゼーションを行います。
それから柔軟性を改善するためのストレッチを中心に行っています。
状態が少し落ち着いたなら、軽く動かすという事を意識しながら体操を行います。
痛みが慢性的になっていると知らないうちに力が入ってしまいますので、力を抜くことを念頭に動ける範囲でラジオ体操的なものを行います。
体を動かすことに慣れてきたら徐々に筋トレなども行い筋肉強化を目指します。
始めは無理せずにゆっくり体を動かすという事が基本になります。
始めは小さく、そしてだんだん大きくと動きを付けられるようになれば合格です。
これらの運動療法は、医師の診断を受けてのちに、理学療法士によるリハビリプログラムに従って行う事が重要です。
自宅で自主トレをしたい人には、湯船の中で動くようにしましょう。
水の中なので浮力により腰への負担が少ないという利点があり、温まる事で血行が良くなり筋肉も柔らかくなっているので、腰部脊柱管の狭窄の原因である神経組織の血流障害の改善に効果があります。
腰痛の保存療法としての運動療法は原因治療に近いもので効果も持続性があり、他の保存治療とは一線を画しており、腰痛疾患保存治療の主幹をなすものといえます。
脊柱管狭窄症のほとんどは、脊椎骨の老化が原因でおこります。
発達性とは先天的なものという意味で、発達性脊柱管狭窄症とは、椎弓根部の未発達、生まれつき脊柱管構造の狭さなどの要因に、老化による退行性変性、椎間板ヘルニア、脊椎すべり症などが合併して、脊柱管の内腔が更に狭まりその中を通る脊髄や神経根が圧迫されて症状の起こる病気です。
症状は、腰痛、臀部痛、下肢の痛みなどがあり、進行すると神経が刺激されることにより間欠的に足の痛みが生じて歩けなくなり、少し腰掛けたり前かがみになったりすることで症状が改善し再び歩けるようになるという神経性跛行が現われます。
また、いま現在症状が出てなくても易損性といって、スポーツや激しいダンス踊るなどのちょっとした衝撃で脊髄損傷が起こる可能性があります。
頚部の脊柱管狭窄症は発達性のものと加齢による頸椎症性のものに大きく分けられ、発達性は青年期や壮年期に発病する傾向にあり、頸椎症性は老年期に発症する傾向があります。
人によっては頚椎と腰椎の両方に発達性脊柱管狭窄を持つことがあります。
頚椎でも腰椎でも根治の為には手術治療しかありません。
脊髄の障害が進むと脊髄機能の回復が悪くなるので、手術治療は早めに行うことが大事です
脊柱管狭窄症になったからと言って、そこでその人の生活が終わるわけではありません。脊柱管狭窄症であっても、十分、自分の人生を楽しむことができます。それができるように、現代の医療も進歩して来ました。脊柱管が狭くなり、脊髄神経を圧迫してしまうので意図しないところで、体の機能に異変が起こってしまうこともあります。ショックを受けてしまうこともあるでしょう。ただ、多くの場合、圧迫している要素を取り除く、または圧迫しないような動きをすることによって、正常に近い、機能が戻ってくることになります。脊柱管狭窄症とどのように付き合っていくかが大切になります。
付き合い方を間違えると、当然、体に異変が起きますが、逆にしっかりと付き合っていけば、体に異変が起きることを極力抑えることができます。自分のやりたいことをあきらめなくてもすむようになるでしょう。ただ、付き合っていく中で、自分の体の能力、年齢はしっかりと受け入れていく必要はあります。
年齢を重ねれば、体は衰え、それまで出来たことができなくなってしまうことがあります。これは不思議なことではなく、当然のことと言えるでしょう。衰える時期を遅くすることは出来ても、衰えを失くすことはできません。誰しも必ず衰えることになります。脊柱管狭窄症ではなくでも、体の不自由さは感じることになります。脊柱管狭窄症の人も多くいます。そのため高齢者である人がもし脊柱管狭窄症の症状が出てきてしまったとしても、あまり、落ち込む必要はありません。危険の無い生活と、しっかりとした対処をすれば、十分に日常生活を送ることは可能です。また増してきてしまった場合でも、手術による治療を受けることができます。
極端に考え込む必要はありませんが、無理をしすぎるのも当然良くありません。若い頃のように体が動かない現実を受け取り、年齢に見合った生活をする必要があります。体を鍛えて、少しでも、長く強い体を維持することもできますが、それにも限界があることは知っておく必要があります。
脊柱管狭窄症という名前を知らない人は、本当に知りませんが、知っている人は意外と詳しいことまで知っていることが多いです。最近では、特に脊柱管狭窄症に対して興味を持つ人が多くなり、症状などについて調べる人も多くなっています。そのため関心を持っている人は増えてきていると言えるでしょう。
なぜ増えてきているのかというと、やはり高齢者の存在が大きいと言えます。高齢者が増えてきて、それに伴い、高齢者に多い病気や障害の名前も社会に広く浸透してきています。また医療機関側も、積極的に情報の開示を行うことによって、多くの人が関心を持てるようになりました。脊柱管狭窄症になっている人は意外と、多く診断されたことによって、適切な処置を受け、症状が緩和した人も多くなっています。少し前の時代であれば、専門職の人しか知らなかった症状の名前ですが、今となっては、かなり多くの人が知る有名な症状となってきています。ここで注意なのは、間違った情報を信じてしまわないことです。
脊柱管狭窄症の症状に早く気付く為には、自覚症状が一番です。自分でおかしいと思うことが何より、早期発見につながります。しかし脊柱管狭窄症を発祥することが多い高齢者ではこの早期発見をすることが難しいといわれています。やはり長年生きてきた経験などによって、「まだ大丈夫」だと思ってしまい、我慢をしてしまうことが多いのです。高齢者で怖いところのひとつは、病気や障害の発症の確立の高さのほかに、この「我慢」があります。我慢をしてしまうことで本来あまり酷くならなくてすむ病気や障害が重症になってしまうことがよくあります。
高齢者の人達は、自分達の身体能力が衰えたことによって、申し訳ないと言う気持ちを強く持っている人もいます。その気持ちのせいで自分の状態を上手く周囲に伝えることができなくなっていることもあります。これは非常に大きな問題と言えるでしょう。周囲の人がいち早く、高齢者の症状についてキャッチすることが大切になります。また話しやすい雰囲気を作ることも大切でしょう。
最近何かと注目されている健康食品の中に、グルコサミンがあります。このグルコサミンは医学的にも注目されていて、それまで難しいと言われていた、関節の軟骨の再生を促してくれる成分となります。そのため関節に痛みを抱えている人には非常にピッタリのものと言えるでしょう。脊柱管狭窄症も大きく影響していると言えます。それはなぜかと言うと、脊椎の椎骨と椎骨の間にある椎間板には多くのグルコサミンが含まれているからです。そのためグルコサミンを摂取することによって、椎間板を元気にしてあげることもできます。
ただ、この時少し注意なのが、どんなグルコサミンでも良いというわけではありません。質の悪いグルコサミンであると、吸収されず、そのまま体外へ排出されるだけとなってしまいます。グルコサミンが注目されているからこそ、良い質のグルコサミンを選んで体内に摂取していってください。天然素材のものからでもグルコサミンは摂取することができますが、健康食品での摂取のほうがより効率よく、体の中に取り入れることができます。
脊柱管狭窄症に限らず、治療における病院や治療院選びは大変難しいもので、どのようにして決断するかは悩むところです。
脊柱管狭窄症の治療は「病院」であれば、専門科目は整形外科となります。
まず脊柱管狭窄症について、医師がきちんとした医学的な根拠や解剖学的根拠からの説明をわかりやすく説明してくれることが重要です。
症状が深刻で、医師から手術の検討もありうるという判断をされるようであれば、「脊椎専門医で十分な手術経験」を、持っている医師に見てもらうのが良いでしょう。
手術は決して簡単で安全な手術ではありません。
どのような手術方法であっても、合併症や後遺症のリスクを伴うものです。
病院を選ぶ際の考え方として、最優先事項は手術件数です。
手術件数が多い病院は、技術が高く優れた病院であって、経験豊富な医師がいる可能性が高いと思われます。
大学病院、有名病院だから技術力が高いという先入観は持たないようにしましょう。
また、医師の言うことであっても、全ては信用せず色々な意見を聞き、自分の力で最善の病院、執刀医を探すことが最も重要な事です。
又、脊柱管狭窄症の治療には、病院での治療の他にも、「鍼灸」「カイロプラクティック」などの代替医療でも、効果が期待できます。
勿論きちんとした知識と経験のある「鍼灸」や「カイロプラクティック」などの代替治療院を見つけることが大切ではあります。
「鍼灸」や「カイロプラクティック」などの治療家の中には、名医と呼ばれるような真のプロフェッショナルな方ばかりではなく、恐ろしい事にまったく医学的知識を持たずに治療を行っている危険な者も存在しています。
資格や肩書きだけで判断せず、過去の治療実績や実際に治療を受けた人からの評価や口コミなどを参考にして選択すると良いでしょう。 これは病院選びでも同じ事がいえます。
歳だから仕方がない・・・と言ってあきらめる前に、一度「鍼灸」や「カイロプラクティック」などの代替医療も考慮してみると改善への近道が見いだせるかもしれません。
とにかく、病院での治療であれ、鍼灸・カイロプラクティックなどの代替医療での治療であれ、1つの病院や治療院に固執するべきでは無く、患者さん自身がちゃんと納得した上で安心して自身の体をあずける事ができるところを探すことが大切です。
腰痛を訴える人の40%は腰部脊柱管狭窄症の人が占めているといわれていて、年齢敵には70歳以上の高齢者に増える傾向にあります。
老化により、脊柱管を支持している筋肉が弱まり、椎間板ヘルニアなどの圧迫が原因で発症しやすくなります。
症状が悪化してくると、手術による治療が必要になる場合も出てきますので、日頃より適当な運動や正しい姿勢・食生活を心がけて予防をしておきたいものです。
腰痛はクッションの役割をしている椎間板が、年齢とともに老化することも原因の一つと考えられるので、腰痛を防ぐには椎間板を若々しく保つことが必要だといわれています。
椎間板などの軟骨にはグルコサミンを補うと、傷ついた椎間板の修復に効果があるといわれています。
加齢による軟骨の衰えで起こる変形性関節症が改善されて、すり減っていた軟骨がグルコサミンによって正常な状態まで回復したという研究結果も実際にあります。
軟骨を効果的に修復するには、グルコサミンをはじめとしてコラーゲン・コエンザイムQ10、ビタミンCの4種の栄養素が重要になってきます。
軟骨成分の20%近くはコラーゲンです。
コラーゲンは体内に入ると、一度分解され再びコラーゲンに合成されますが、ビタミンCはこの体内でコラーゲンを合成するために必要不可欠なのです。
また、コエンザイムQ10は、食事の糖や脂肪、アミノ酸などを体の組織エネルギーに変えてくれる働きがあります。
一方、食事の面においても、カルシウムやビタミンD、ビタミンK、ミネラルの亜鉛は骨を形成するのに必要であり、またプロテインは筋肉形成に必要な養分です。
これらは意識して積極的に摂取することが腰痛の予防対策としても大切になります。
脊柱管狭窄症による下肢の痛みやしびれの原因は、一般的には脊柱管が狭くなり足を支配する神経の血流が低下するためだと考えられています。
鍼灸治療の最大の目的は神経血流を増加させることです。
鍼灸治療は神経血流を増加させる効果があり、脊柱管狭窄症の治療方法としても多く用いられています。
腰部脊柱管狭窄症の症状の改善にプロスタグランジン製剤が選ばれることが多くなってきています。この薬理作用は、血行改善です。
プロスタグランジンは、生殖器官に多く含まれるといわれており、脊柱管狭窄症を鍼治療する際は、仙骨部のツボを選んで鍼をさすと効果的だと推察されますが、このことはきっちりとした証明はされていないので、"腎ゆ"のツボを併用しながら治療していくと効果が確実に得られるといえます。
鍼灸治療により血行改善が図れることは明らかですが、このプロスタグランジン産生も今後の鍼治療において注目される効用になってくると思います。
腰部脊柱管狭窄症の方は、お風呂に入って体を温めたり、使い捨てカイロで腰を温めると痛みが軽くなることを経験されているはずです。
つまり、経口プロスタグランジン剤と鍼灸治療の併用で、おたがいの相乗効果が期待できるといえます。
腰部の血行を良くする為に、自分の体の中からプロスタグランジンを生産する努力も必要だと思います。
また、脊柱管狭窄症による痛みの通路に鍼を刺して刺激を与える事によって、刺激は脳や脊髄といった中枢経路を経て、エンドルフィン、エンケファリン等の鎮痛物質を分泌させ、脊柱管狭窄症の痛みを柔らげることができるという効果もあるようです。
鍼灸は脊柱管狭窄症の治療法としてはすぐれていますが、100%の効果が得られるとは限りません。
優秀な針灸師を選ぶこともとても重要なポイントになります。
なぜ脊柱管狭窄が起こるのでしょうか。
脊柱管とは脊柱(脊椎)を構成する椎骨が24個、積木のように積み重なってできていて、脊柱管という円柱を形成しています。
つまり、脊柱管とは椎骨のバランスによって成立した構造なので、椎骨が一つでもずれてしまうと脊柱管に狭窄が起こるいう事になります。
腰痛に悩む人は、その椎骨の歪みはどのようにして起こるのかを知っておく事は大切です。
・先天性脊柱管狭窄症・・・生まれつき脊柱管が狭いこと
・日常生活における小さいが継続的な負荷・・・腰にとって良くない事は「長時間の同一姿勢」で、このような継続的な小さな負荷が何よりも警戒すべきものであるのです。
例えば、机に座りっぱなしの学校の授業や会社での事務作業、パソコン作業、さらに長時間の立ち仕事や長時間の車の運転などがあげられます。
・腰椎すべり症からの発症
脊柱管狭窄症を引き起こす代表的な原因として「腰椎すべり症」があります。
とりわけ中高年齢層ににおいては、加齢とともに腰椎の滑りが徐々に進行してしまうので、結果として脊柱管の狭窄を起こしてしまうケースが多いのです。
腰椎すべり症が原因で坐骨神経痛や腰痛が起こるのは、腰椎の滑りが定着してしまい、脊柱管の狭窄が起こり坐骨神経や脊髄中枢神経を圧迫するからなのです。
その他
・椎間板ヘルニアによる合併狭窄
・腰椎分離症によるもの
・強い外圧(交通事故など)による椎骨骨折によるもの
・骨格の歪みによるもの
・筋肉のアンバランスによるもの
等々、他にも沢山の原因が考えられます。
しかし、いずれかが単独で脊柱管狭窄を引き起こすという事は考えにくく、多くの場合は複雑に要因が絡まりあって、脊柱管狭窄を引き起こしています。
もし、自分に脊柱管狭窄症の症状が現れたら、上記のような要因に心当たりはないかを考えてみて、医師の診察を受けるとよいと思います。
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