腰部脊柱管狭窄症の手術「脊椎内視鏡視下手術・MED法」

腰部脊柱管狭窄症の手術「脊椎内視鏡視下手術・MED法」

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経が圧迫されることで発症する疾患に対しては、従来は大きく切開し脊椎から筋肉を剥離し神経に対する圧迫を取り除いていました。

しかし、この従来の方法では、患者の体への負担が大変大きく、術後は長い安静期間が必要となり社会復帰に時間がかかっていました。

最近は体への負担が軽い手術として、内視鏡手術が注目を集めるようになっています。
脊椎内視鏡視下手術・MED法では、全身麻酔の後背中を2センチほど切開し、腰椎の周囲の筋肉に1.6ミリメートルの管をいれて その金属の管に入れてある内視鏡で、モニターの画面を見ながら神経を圧迫している骨や靱帯を削っていきます。
手術時間は1~2時間程度です。

筋肉をはがすことがないので、術後の疼痛がほとんどなく麻酔からさめたらコルセットをつけて歩くことができるほどです

内視鏡による手術は、広範囲に患部が存在していて削る部分が多い場合や、背骨のゆがみがひどくて金具で固定する必要がある場合などには適しません。
基本的には、治療する場所が1~2ヶ所の場合になります。

内視鏡手術は、体への負担が少ないため入院も1週間程度で、その間に通常歩行や日常の動作に支障がなくなってきます。

デメリットとしては、内視鏡手術は高度な技術を必要とするため、それなりの技術力が求められ、病院や医者選びに努力が必要となってきます。
脊柱管狭窄症の除圧手術を積極的に行っている病院を選び、慎重に検討する必要があります。
また、術後に足の裏の違和感などが残る場合もあります。