脊柱管狭窄症と似ている疾患は?

脊柱管狭窄症と似ている疾患は?

脊柱管狭窄症と似ている疾患にはどのようなものがあるかというと、下肢の末梢動脈閉塞症がその一つです。筋肉に対して血液を送る役割を果たしている動脈が閉塞してしまうという疾患になります。ですから、歩く時に血液の循環が悪くなってしまったり、最悪の場合には途絶えてしまうため、歩行出来なくなってしまうのです。下肢の末梢動脈閉塞症の場合にも脊柱管狭窄症と同じく、少し休むことで痛みが和らぐのです。しかし、脊柱管狭窄症の場合は前かがみになることでも痛みが和らぎますが、末梢動脈閉塞症の場合には姿勢は無関係です。
脊柱管狭窄症の場合、足背動脈の拍動については問題ありませんので、血液の循環が悪くなっているわけではありません。末梢動脈閉塞症の場合には血流が問題ですので、チアノーゼが現れるという違いがあります。
この二つの疾患は、高齢者に多く、症状も似ていることから、簡単に判断できないのです。また、血管の問題か神経の問題かということにより、診療科も異なりますので、余計に判断が難しいでしょう。だからこそ、経験が豊富な医療機関を受診し、正しい診断をしてもらうことが大切です。発見が遅くなることにより、排尿障害は歩行障害、下肢を切断しなければならないこともあるのです。