脊椎管狭窄症での間違い

脊椎管狭窄症での間違い

脊椎管狭窄症の原因で、一般的にいわれているものは、例えば、先天性や発育過程における狭窄です。しかしこれは非常にまれなケースといえます。
また、後天性の狭窄がありますが、実は圧倒的にこの後天性が多いのが事実です。一方で、変性による狭窄・変性辷り(へんせいすべり)症、分離や分離辷り症などもあります。さらに、混合症といって、先天性、発育性、変性、ヘルニアそれぞれの組み合わせも。
そして、医原(いげん)性の脊椎管狭窄症ですが、これは脊椎の手術後に見られます。外傷性や、その他の骨格病変も、よく一般的に言われる脊椎管狭窄症の原因です。
しかし、本当に変性辷り(へんせいすべり)を起こすと、立つことはおろか、起きていることすらできません。顔も洗えなければ、食事もできない状態です。そして、最も大事な部分、脊椎が辷り(すべり)ずれたら、ただではおさまりません。
脊椎管狭窄症は、骨の病気ではありません。脊柱管を支えている筋肉が衰えることです。そして、筋肉の損傷が原因となって脊柱管が狭くなりっぱなしになり、元に戻す筋肉の働きが不能になって、脊柱管内の脊椎神経もしくは、馬尾神経、神経根が圧迫を受けて、阻血(そけつ)や欝血(うっけつ)状態を基本とする障害が起こります。もっとも多い腰痛のパターンです。